技法の目的 技法の前 具体例のテーマ 難 度_31374.pdf

やす だ 社会学研究法 a （2014 年度秋学期 担当:保田） 2014.12.2 「さまざまな多変量解析」 ■今後の予定 ・テキストで扱われている中で、よく用いられる代表的な技法は以下のとおり。 ・授業で取り上げない技法についても、だいたいどんなものなのかを知っておこう。 ・最終課題は、取り上げた技法のどれかを使って、こちらで用意したデータまたは自分で 用意したデータで分析レポートを書くことなので、もうやりたいことがある人は手を付 けてよい。 技法の目的 技法の名前 具体例のテーマ 難 度 2-3 連続的な変数の原因を説明する 一般線型モデル（GLM ）、回帰分 家事分担と不公平感 2 析、分散分析 2-4 カテゴリーに分けられた社会事象 プロビット分析、ロジット分 社会階層と教育機会 2 の原因を調べ予測する 析 2-5 異なる分析レベルの因果を同時に 階層線型モデル（HLM） 社会的不平等と学校 3 考える 2-8 3 つ以上の変数の因果関係をモデル パス解析、構造方程式モデル 社会的地位はどのよう 3 化し関係の強さを調べる に形成されるか 2-9 社会学的概念を測定し、その因果関 共分散構造分析 地位達成アスピレーシ 3 係をあきらかにする ョンと社会階層 2-10 ある社会現象が生じるまでの時間 イベントヒストリー分析 勤続と離職 3 の長さを予測する 3-6 社会的カテゴリー間の結びつきの ログリニア・モデル 母娘の家族形成プラン 2 パターンをあきらかにする の類似性 3-7 複数の連続変数間の類似性を検討 因子分析 権威主義的攻撃と F 尺度 2 し要約する 3-8 複数のカテゴリー変数の類似性を 双対尺度法と数量化Ⅲ類 趣味と文化的慣習行動 2 検討する 3-9 類似性にしたがって、分析対象をい クラスター分析 社会的地位の非一貫性 2 くつかの集団に分ける 3-12 複数の変数を重みづけて新たな合 主成分分析 都市度 2 成変数を作る 1 ■回帰分析 （一般線型モデル、分散分析と関連）【2-3 】※終わっている 1 つの量的変数の値がケースによって違うのがなぜなのかを、別の（複数の）変数で説 明しようとする分析技法。たとえば、人によって IT 技術に関心が高かったり低かったりす るのはなぜなのかを、その人の年齢や仕事、趣味などによって説明しようとする。具体