卒業研究の進め方と心得-同志社大学.pptVIP

これまでに出版された論文（過去６年） 日本金属学会誌 材 料 伸銅技術会誌 材料とプロセス 同志社大学理工学研究報告 Materials Science Engineering A Interface Science Corrosion Science Philosohpical Magazine Philosophical Magazine Letters Annale de Chimme Mater Scripta Materia Materials Science Forum 就職ついて ?創造的な仕事は厳しく、楽しいもの 好きな仕事が一番、好きなら耐えられる ブランドで選ばない． すべての企業には盛衰がある。 　　　　　　　　　　　　そのときの勢いで選ぶな。 人気（巨大）企業は人がつぶれる。 　　小企業は会社がつぶれる。 若いときはポテンシャルアップを常に意識してほしい 年　　　　　　　齢 集中度、能力 人生の充実度（自己実現度）はこれまでの積分である 専門と幅卒論で学んだことは役に立つのだろうか？大学時代に何か得意な分野を1つ見つけてほしい 専門A 専門B 専門C すそ野はつながっている！ 金属学 材料力学 弾性学 少(わか)くして学べば壮にして為すあり 壮にして学べば老いて衰えず　 老いて学べば死して朽ちず 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　佐藤一斎 約束ごと 禁煙（館内） 実験室で音楽、ラジオはつけない。 夜の一人作業はなるべく避ける。 朝早くきて早く帰る（計画的に） 　10時には研究室に来ること 整理?整頓 １　安全 ２　安全 ３ ４ ５　安全 卒業研究への心構え 最後の一年を有意義に過ごすために 卒業研究とは 　　自分で問題を見つけ，解決する． 　　問題解決能力を初めて試す場である！ 企業では 自分で問題と解答を探さなければならない。 課題探求能力、創生能力（大発見ではない）が重要になる。 研究や開発とは多様な可能性の中で最適解を求めること． なぜ卒業研究をするのか？ 大学では 先生が解答のある問題（課題）を出し、学生が唯一解を求める。　そして採点 準備段階 多くの新入社員がギャップに戸惑う 卒業研究は失敗が許される 困難な問題にまったく遭遇せずに完成させた論文より、幾多の障害に直面した卒業研究のほうが、はるかに多くを学ぶことができる。研究過程で出現した障害を回避するために、考え付くかぎりの実験手法や解析手法の改善と模索を試行すること辞退が、技術者?研究者として貴重な経験となる。 将来、企業での研究開発において、同じような障害に阻止されてるとき、この経験が生きるのである。 企業での研究、開発テーマ (1)500m/minで切削可能な工具の開発命令（当時は400m/min) (2) 環境問題から鉛を使わない免振ダンパーの代替材の開発命令 (3)低価格で意匠製の高い金合金代替めがねフレームの開発 (4)伸縮管の疲労破断サイクル数を今の3000回から4000回程度に　 　　増やしたい 　　などなど 　　　 さて何をすべきか？？？？ 企業で要求される成果はどのような教科書にも書かれていない 　　　　　　　　→　昼夜悩みぬくことになる 物理実験、工学実験の意義 学生実験では真の実験結果がわかっているからこそ、現象を正確に測定?解明することは至難の業であることが実体験となる。 この体験がなければ、後に卒業研究や技術研究?開発で得られた実験データがすべて真実あると即断し、重大な間違いを犯してしまう。 指示待ち人間　→　仕事（課題や道筋）は自分で見　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　つけられない。細かいことを聞いてくる。 「君の考えは？」　「あとで調べてみます」→　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　問題解決にテキストはない． インターネットの普及で情報収集は得意だか、問題解決と創成が苦手 仕事が場当たり的　→　学力と知識不足が原因 会社の悩み こんな人は要らない！ 私が多くの企業幹部から聞いたこと 　　　　　　　　　　　　　　　　　　好景気 有名企業に入りやすい。企業も多数の学生を採用する。 しかし、好景気ときの採用社員は数が多く質が悪い、やめる人も多い。 　　　　　　　　　　　　　　不景気 採用数を抑制。学生からみれば有名企業に入りにくいが、企業からみれば質のよい人材が確保できる。　 　　　　　　　　　　　　　　リストラ リストラ対象は好景気で多く採用した社員である。 　　　　　　　　　　　　　　 　　　優秀な成績　≠　創造性 企業での新技術や新製品は教科書に載っていない →　勉強方法　や　評価方法　　に問題 学生の問題 教育の問題 唯一解を求道する姿