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* プラスチック成形金型 基礎教育 ゲートの種類、金型構成要素 仕上げが不要 ３枚板金型でのゲート。製品とゲートが分離する。 ピンポイントゲート 仕上げが必要 円形製品の内側全周から入れる円盤状のゲート。製品とゲートが分離しない。 ディスクゲート 基本的に手折り 製品とゲートが分離しない。手折りで分離可能だが、少し凸が残る。 フィルムゲート 基本的に手折り 製品とゲートが分離しない。手折りで分離可能だが、少し凸が残る。 ファンゲート 仕上げが必要 1次ゲート（ランナー?タブ）と2次ゲート（タブ?製品）がある。タブの後仕上げが必要。 タブゲート 仕上げが必要 最も一般的なゲート。 製品とゲートが分離しない。 サイドゲート （標準ゲートor普通ゲート） 仕上げが不要 コネクタで多く使用されるゲート。 製品とゲートが分離する。 サブマリンゲート 仕上げが必要 円形製品の外周から入れるゲート。製品とゲートが分離しない。 リングゲート 仕上げが必要 スプルーがそのままゲートの役を兼ねるゲート。 ダイレクトゲート 備考 特徴 名称 金型 1 ゲートの種類① ダイレクトゲート： Direct gate直接浇口 金型 2 ゲートの種類② スプルーから直接製品へ充填させる。 スプルーがゲートの役を兼ね、ランナーも無い。 コネクタでは、小形のＩＮＳなので使用なし。 ＪＡＥにおける位置付け 大形成形品（箱物など） 得意な形状 1、ゲートが大きいためゲート痕が目立ち、余計に仕上げの手間も掛かる。2、ゲート部周辺に過剰に成形圧力が加えられ、残留応力となって割れや変形が発生し易い。3、ゲートシールに時間が掛かる。4、多数個取りにできない。 欠点 材料の流動性がよく、製品にヒケが発生しづらい。 利点 リングゲート：Ring gate环形浇口 金型 3 ゲートの種類③ コネクタでは、円筒状、円盤状、球状がないので使用なし。 ＪＡＥにおける位置付け 円筒状、円盤状、球状の成形品 得意な形状 ゲート仕上げが必要で、パンチダイ（専用冶具）などによって抜くか、機械加工により除去しなければならない。 欠点 材料の流動配向による変形を防ぐ効果が大きく、ウエル??ラインも発生しづらい。 利点 側面断面図 矢視Ａ 製品 2次ランナー ゲート 矢視Ａ 円形製品の外周から入れるゲート。 ディスクゲート：Disk gate圆盘浇口 円形製品の内側面全周から入れる円盤状のゲート。 金型 4 ゲートの種類④ スプルー 製品 ゲート サブスプルー 矢視Ａ コネクタでは、円筒状、円盤状、リング状がないので使用なし。 ＪＡＥにおける位置付け 円筒状、円盤状、リング状の成形品 得意な形状 ゲート仕上げが必要で、パンチダイ（専用冶具）などによって抜くか、機械加工により除去しなければならない。 欠点 材料の流動配向による変形を防ぐ効果が大きく、ウエル??ラインも発生しづらい。 利点 側面断面図 矢視Ａ ??????????? （Parting Line） 製品突出し状態 型開き時または突出し時に 製品とゲートランナーが分離する。 サブマリンゲート：Submarine gate潜伏式浇口 ????切断刃の役割 金型 5 ゲートの種類⑤ 突き出し コネクタでは小型のＩＮＳが多く、ゲート仕上げも不要で効率が良いため問題がない限り使用する。 ＪＡＥにおける位置付け 小形成形品（コネクタなど） 得意な形状 ゲートの磨耗が早い。ゲート切断刃が磨耗してくるとゲートメクレ等の不良の原因となり、ゲート径が磨耗で大きくなると条件や品質に影響してくるため磨耗管理が必要となってくる。 欠点 ゲート仕上げが不要であり、全自動成形に適している。 利点 固定側 可動側 ??????????? （Parting Line） 一般的にゲートランナーは分離しない。 製品取り出し後、ゲート仕上げが必要。 サイドゲート：Side gate侧浇口 （標準ゲート、又は普通ゲート） 金型 6 ゲートの種類⑥ 突き出し コネクタでは、比較的大きく肉厚な成形品に使用する。 ＪＡＥにおける位置付け 小型、中形成形品（コネクタ、箱物など） 得意な形状 ゲート仕上げが必要で、手折りかパンチダイ（専用冶具）などによって仕上げなければならない。 欠点 最も一般的なゲート。サブマリンゲートに比べ材料の流動性が良く、ヒケの発生も少ない。ゲートの加工も容易で、ほとんど全ての樹脂に使用できる。 利点 固定側 可動側 PL ゲートランナーは分離しない。 手折りで分離するが、ゲート跡が少し凸になる。 ?????形がフィルムゲート ファンゲート：Fan gate扇形浇口 フィルムゲート：Film gate 金型 7 ゲートの種類⑦ 薄肉で反りの大きい成形品に使用する。