膨張性超速硬繊維補強コンクリートにより増厚補強した.pptVIP

膨張性超速硬繊維補強コンクリートにより増厚補強したRC床版の性能評価に関する検討 161032　大野　　　孝明 161090　佐々木　 史也 161119　高村　　　勇太 161136　辻　　　 　優喜 161149　中村　　　迅斗 背景 都市内高速道路： 実験概要 供試体形状 実機試験 輪荷重走行試験方法 実験結果 フレッシュ性状 slump 圧縮強度 付着強度 輪荷重走行試験 ひび割れ進展状況 活荷重たわみ 活荷重ひずみ まとめ まとめ 活荷重たわみ 最大たわみ 梁状化 　　　RC床版の疲労損傷は、最終的にいくつかの貫通ひび割れが橋軸直角方向に形成され、交通荷重に対する抵抗力が低下することによって進行する。このような系では、RC床版は配力鉄筋のみによって連結されあたかもある幅の梁を並べたような状態となる。それゆえ、交通荷重のほとんどが主鉄筋断面で支持されることになる。 梁状化 梁状化 床版上面増厚工法 * 交通量の増大?供用後30年以上経過床版の耐荷性?耐久性が低下 新たなRC床版上面増厚工法の開発 　 　 60 20 40 既設床版 床版上面増厚前 一般高速道路 アスファルト 舗装 80 床版上面増厚後 既設床版 増厚床版 アスファルト 舗装 防水層 50 80 アスファルト 舗装 既設床版 都市内高速道路 床版上面増厚前 アスファルト 表層 30 アスファルト 基層 20 防水層 床版上面増厚後 既設床版 増厚床版 膨張性超速硬繊維補強コンクリートを開発 ?増厚厚さが40mmのため粗骨材最大寸法を13mm ?短時間施工のため超速硬セメントを使用 ?低振動?低騒音のためワーカビリティーを向上 ?収縮ひび割れを早強性膨張材と鋼繊維により抑制 実機（移動式プラント車）で実際に膨張性超速硬繊維補強コンクリートを製造（実機試験）し、専用フィニッシャにより模擬床版上に増厚し、輪荷重走行試験により補強効果について検討を行った。 水 早強性膨張材(NEX) 超速硬セメント 鋼繊維(SF) 陸砂 高性能減水剤(SP) 砕石 凝結遅延剤(JS) 移動式プラント車 専用フィニッシャ 要求性能 高感度変位計 ?感度1/100mm×7 ?感度1/1000mm×10 2m 98kN 軸方向 軸直角方向 排出直後：8cm 約24分 原因 　予想外の低温下で凝結遅延剤の選定を誤った 今後の課題 ８月３０日　夏期実機試験　外気温２１℃ 養生条件：封かん養生 要求圧縮強度(3h)　24(N/mm2) 母材破壊 界面破壊 要求付着強度(3h)　1.0(N/mm2) 500回 80000回 2000回 40000回 活荷重たわみとは、供試体に静的荷重を載荷したときの最大たわみと除荷したときの残留たわみとの差 軸直角方向 軸方向 可使時間のみ要求性能をわずかに下回ったものの良好な硬化性状を示した 増厚前後で床版の剛性が顕著に改善し、活荷重 たわみが半分程度に抑えられる結果となった 疲労破壊時まで輪荷重走行試験を継続し、補強の 有無が疲労耐久性に及ぼす影響を究明する予定 残留たわみ P 活荷重たわみ 軸直角方向 軸方向 * * *