科学研究费补助金の执行等についての注意事项.doc

平成１９年５月 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　経　理　調　達　課 経　営　管　理　課 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 科学研究費補助金の執行等についての注意事項 　執行にあたっては、「科研費ハンドブック―より良く使っていただくために―（研究者用）」及び「科研費ハンドブック―（研究機関用）」により執行していただいているところですが、次の点については特に注意して下さい。 （物品費関係） ［備品?消耗品］ １．備品?消耗品等の使用に関する留意事項 　①科研費は、当該研究計画を遂行する上で必要な一定の研究組織、研究用施設?設備等の基礎的研究条件が最低限確保されている研究機関の研究者が申請できることになっているので、研究の遂行に必要なものであっても、机、いす、複写機等大学で通常備えるべき設備備品は購入できません。 　②ただし、データ整理や分析に必要となるパソコン等は購入できます。 ２．科研費に他の経費を加算して、１個又は１組の物品を購入することはできません。 　　ただし、現有のパソコンに接続するためにハードディスク等を科研費で購入することは差し支えありません。 ３．備品の購入について 納品までの時間がかかりますので早めの執行を行ってください。特に、高額機器は次のような事務的手続きが発生します。 　　①１００万円以上?????実績照会及び算出内訳等の作成。 　　②３００万円以上?????実績照会、予定価格作成、契約書締結、検査調書 　　③５００万円以上?????実績照会、予定価格作成、入札、契約書締結、検査調書 　　※依頼から発注まで約２週間から１ヶ月程度かかります。当然、納品はその後になりますのでご注意願います。 　　なお、図書の購入については、附属図書館学術コンテンツ系（図書）係にお尋ねください。 ４．物品の寄付について 　「設備等」(「設備」、「備品」又は「図書」)については、購入後直ちに研究機関に寄付しなければならないこととされていますので、納品後「物品寄付申込書」を提出願います。 なお、図書については、附属図書館学術コンテンツ系（図書）係にお尋ねください。 　　※１００，０００円以上の「設備等」について提出願います。 ※「特別研究員」及び「奨励研究」については５０，０００円以上から提出が必要となりますので注意願います。 　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ５．外国出張中の消耗品等の購入について 　　外国出張中に現地で研究に必要な消耗品等の購入代金を一時立替える予定がある場合は、「立替払伺」を事前に提出し、必要書類等について契約担当者と連絡?相談を行ってください。 　　※帰国後、領収書等の必要書類がないと支払いができませんので注意願います。 ６．研究成果の発表について 　　科研費による研究成果を学会誌等に発表する場合、学会誌等に文部科学省又は日本学術新興会から交付された科研費による研究であることを明記してください。 　　明記していない場合は、発表にかかる経費を科研費から支出できませんので注意願います。 ７．科研費の開始時期について 　　①「新規」の研究については、内定通知の後、直ちに研究を開始できます。 　　②「継続」の研究については、毎年４月１日から研究を開始できます。 ８．科研費の執行について 科学研究費補助金は、使用額を当該年度の3月31日までに確定し、支出においては実 績報告書の提出期限前までに終了することになっています。 ついては、3月上旬以降に備品?消耗品の購入が発生しないように効率的に執行計画を 立てて執行をお願いします。 なお、3月上旬以降に備品?消耗品の購入をしなければならない場合は、事務担当者 と連絡を取り、速やかに購入額を確定しスムーズに支出できるように処理願います。　 当該年度内に購入した備品?消耗品は翌年度の補助金から支払いはできません。 執行については次を目途にしてください。 ①研究代表者は、2月末までに執行を終了してください。（3月は残高を0にする処理に当てるため。）　 　　②研究分担者は、1月末までに執行を終了して下さい。（研究代表者への書類送付の関係上） ※　物品費の問合わせ先 ◎　事務局（保健管理センターを含む）、文化教育学部、経済学部、 理工学部、農学部、海洋エネルギー研究センター、総合分析実験センター、 総合情報基盤センター、留学生センター、低平地研究センター、 海浜台地生物環境研究センター、シンクロトロン光応用研究センター、 高等教