他科受診の医療機関が介護老人保健施設の入所者に算定.docVIP

簡易早見表（耳鼻咽喉科用）：P1 詳細表：P3 他科受診の医療機関が、介護老人保健施設の入所者に算定できる項目 併設保険医療機関の場合を省く。 算定できる項目は「○」　算定できない項目は「×」 「●」は認められていない項目以外は算定できない。 ただし、入所者が外泊をして介護老人保健施設の許可を得なくて医療機関を受診した場合には適応となりませんので、ご注意ください。 岐阜市耳鼻咽喉科医会のひろば　 文責 江崎俊夫。平成23年8月8日　 部 項　目 その他 A基本診療科 A000初診料、A001再診料、A002外来診療科 ○ B医学管理等 ×下記以外の医学管理等は算定できない。 × ○B009診療情報提供料(Ⅰ) （注4：医療機関?介護老人保健施設の場合のみ） ただし、注4に該当しない診療情報提供料（Ⅰ）は算定できない。 ○B010 診療情報提供料（Ⅱ）○B004 退院時共同指導料１ ○ C在宅医療 ※『C000往診料』以外は算定できない。 ● D検　査 ○下記以外の検査は算定できる。 ○ ×算定できない検査： ＊D000～D027検体検査料?検体検査判断料の全項目は算定できない。 ＊生体検査料で、算定できない検査： ?呼吸循環機能検査等のうちD208心電図検査、D209負荷心電図検査 ?負荷試験等のうちD286肝及び腎のクリアランステスト、D287内分泌負荷試験、D288糖負荷試験 × ○生体検査で、主に算定できる検査： D244～D254耳鼻咽喉科学的検査、D295～D325内視鏡検査、D215超音波検査、D235脳波検査、D239～D242神経?筋検査、D400～D419診断穿刺?検体採取料。 ○ E画像診断 ○エックス線、CT、MRIの撮影料及び診断料の全項目は算定できる。 ○ F投　薬 ＊厚労省指定の抗悪性腫瘍剤など以外の医薬品を、医療機関が院内処方や院外処方することを認めていないので、介護老人保健施設に医薬品の処方内容を連絡する。 × G注　射 ＊厚労省指定の抗悪性腫瘍剤など以外の注射は認められないので、医療機関は注射の必要があると判断した場合は、介護老人保健施設に連絡する。 × Hリハビリテーション ※『H001脳血管疾患等リハビリテーション料、H002運動器リハビリテーション料、H004摂食機能療法、H005視能訓練』以外のリハビリテーションは算定できる。 ○ I精神科専門療法 ×全項目算定できない。 ×  J処置 ○下記以外の処置は算定できる。 ○ ×算定できない処置： ＊一般処置で、 ?J000創傷処置（6,000平方cm以上は算定可。ただし褥瘡に係るものは算定不可）?J000手術後の創傷処置?　J002ドレーン法（ドレナージ）?J007の一部 腰椎穿刺?J008胸腔穿刺（洗浄、注入および排液を含む）?J010腹腔穿刺（洗浄、注入および排液を含む）?J018喀痰吸引?J022高位浣腸、高圧浣腸、洗腸?J022-2摘便?J024酸素吸入?J025酸素テント?J026間歇的陽圧吸入法?J032肛門拡張法（徒手またはブジーによるもの）?J036非還納性ヘルニア徒手整復法?J037痔核嵌頓整復法（脱肛を含む） ＊救急処置で、 ?J044救命のための気管内挿管?J045人工呼吸?J046非開胸的心マッサージ?J050気管内洗浄?J051胃洗浄 ＊泌尿器科処置で、 ?J060膀胱洗浄（薬液注入を含む）?J063留置カテーテル設置?J068嵌頓包茎整復法（陰茎絞扼等） ＊整形外科的処置の全項目（J116～J119－4）。 ただし、J117鋼線等による直達牽引は算定できる。 ＊栄養処置で、 ?J120鼻腔栄養?J121滋養浣腸、 × ○耳鼻咽喉科処置の全項目は算定できる。 ○ K手術 ○下記以外の手術は算定できる ○ ×以下の手術は算定できない。 ?K286外耳道異物除去術（複雑なもの［K286 2］を除く）?K369咽頭異物摘出術?K000創傷処理（長径5cm以上で筋肉、臓器に達するもの［K000 2 3］を除く）?K001皮膚切開術（長径20cm未満のもの［K001 1 2］に限る）?K430顎関節脱臼非観血的整復術?K002デブリードマン（100平方cm未満のもの［KOO2 1］に限る）?K089爪甲除去術、?K090ひょう疽手術?K606血管露出術 × L麻酔 ※『L001静脈麻酔?L105硬膜外ブロックにおける麻酔剤の持時的注入』以外の麻酔は算定できる ○ M放射線治療 ○全項目算定できる。 ○ N病理診断 ○全項目算定できる。 ○ 詳細表： 他科受診の医療機関が、介護老人保健施設の入所者に算定できる項目 算定できる項目は「○」　算定できない項目は「