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ニューラルコンピューティング

ニューラルコンピューティング 武藤 佳恭 [ 最終リポート ] 2004年1月19日 提出 概要  ニューラルネットワークを用いて,文字学習を行い,認識率の評価を行う. 背景  現在,世の中にはPDAなどの小型デバイスが普及している.それらの入力インターフェイスとして,スタイラスによる“手書き“が広く用いられている.スタイラスによる書き方は機器によって異なり,PDAはアルファベットを入力する際に以下のように入力する. 問題  小型デバイスのスタイラス入力方法は,機器に依存した文字入力方法になっており,固定である.入力方法が固定であると,機器を変えるごとに文字入力方法を覚え直す必要があり,不便である. 目的  ユーザの思い通りの入力方法を実現するために,ユーザの書いた文字をシステムが学習し,機器固有の記述方法ではなく,ユーザ固有の記述方法を学習させる. 設計  まず,用いるニューラルネットワークのモデルは学習モデルを用いる.その中でも,優れているとされる階層型ニューラルネットワークを用い,誤差逆伝播学習法を用いた. 入力層 入力画面をピクセルに分解し,「縦の升目×横の升目」分のニューラルを用いる.各ニューラルへは,その升目が塗られていれば「1」,塗られていなければ「0」を入力する. 隠れ層 隠れ層のニューロン数は,入力層と同量のニューロンを用いる. 出力層 今回は,アルファベットを識別することをテーマとするため,26個のニューロンを用いる.たとえば,ニューラルネットの結果として,3番目のニューロンが発火した状態であれば,アルファベットの3番目の「C」が答えとなっていることを現わす. 実装  実装にはJavaを用いる. データセット(Datasetクラス) ニューラルネットワークへの入力データを表現するクラス.また,学習モードで使用するときの教師データも表現.データの抽象化の役割. 内部で,入力データ,教師データの配列を保持している. ニューラルネットワーク(NeuralNetworkクラス)  ニューラルネットワークを表現するクラス.以下に,主なメソッドの説明を記述する. void back(Dataset data) 学習の際に用いる.引数に教師データを渡す. void forward(Dataset data) ニューラルネットワークへデータを入力する. void learn(Vector data) Datasetのvector配列を引数に渡すことにより,1度に複数の学習をする. double[] getResult() ニューラルネットの実行結果を取得する. GUI  今回は,8x8の升目を用いた.上部にある2つのボタンは,ニューラルネットワークに対して,文字を「学習する」か「判別する」の種類を選択できる.   学習モード 学習モードでは,2段目にセレクトボックスが表示され,学習させる文字を選択し,学習させるパターンをパネルにマウスで書き,ウィンドウ下部の「OK」を押すことによって学習させる. 判別モード 判別モードでは,2段目に適すとフィールドが表示され,ニューラルネットワークが判別した文字列を表示する. 学習モード 判別モード クラス図 パラメータ 入力層の数 16*16 = 256 隠れ層の数 16*16 = 256 出力層の数 26 学習最大数 50000 収束率 0.05 評価  評価を行ったマシンスペック OS Windows 2000 Professional SP4 CPU Pentium Centrino 1.5MHz RAM 768MB JVM 1.4.2 方法 A,B,Cの文字を順番に学習させ,それぞれの体感速度と,正解率を調査する. 学習  最初のステップであるニューラルネットのインスタンス化,文字Aの学習には3秒程度かかり,その後B,Cの学習にはそれぞれ20,30秒かかる.  以下にそれぞれの入力と,学習ステップ数を示す 9000ステップ 18900ステップ 27500ステップ 判定 判定は瞬時に行われる.また,判定表示フィールドには順位の高い5つを出力するようにしている. 考察  認識率に関しては,簡単な実験では100%の認識率を示した.これからは,すべてのアルファベットを学習して実験をする必要がある.  学習させたニューラルネットワークのJavaオブジェクトを,Serialize化してファイルに保存しておけば,毎回の学習の手間が必要なくなるので,今後実装したい.  出力層のニューロンを識別する単語分

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