波形计测用フィルタ.pptVIP

* アナログとデジタル 一定時間ごとにA/D変換（サンプリング） アナログ：連続的な信号 デジタル：離散的な信号 A/D変換とは，入力電圧を数値に変換すること A/D変換 入力電圧を数値に変換すること ８ビットのA/D変換例 ＋１０V　→　１２７ 　　　：　　　　　　： 　＋５V　→　　６３ 　　　：　　　　　　： 　 　０V　　　　　０ 　　　：　　　　　　： 　－５V　→　－６４ 　　　：　　　　　　： －１０V　→　－１２８ 符号なし８ビットと符号付き８ビット ２進数　 １０進数　１０進数 0000 0000 0 0 0000 0001 1 1 0000 0010 2 2 : : : 0111 1111 127 127 1000 0000 128 1000 0001 129 : : 1111 1110 254 1111 1111 255 -128 -127 : -2 -1 コンピュ－タで負の数が扱えないと困る！ 負の電圧とは？ サンプリングの実際 細かいほど，正確に測定可 →　データ量が増大 荒いほど，データ量は少ない →　不正確な測定波形 サンプリング時間の間隔 正確に波形が計測できて， データ量が少なくなるサンプリング間隔は？ ナイキストのサンプリング定理 自然界のすべての波形は，いろいろな周波数の 単純な正弦波の和として表される。 （振幅と位相は周波数ごとに異なる。） ナイキストのサンプリング定理 測定波形に含まれる最も高い周波数成分だけに着目 周期T = 1/f　f:周波数 その周波数成分が存在することを表すには １周期中最低何回サンプリングすればよいか？ １周期中，最低２回サンプリング fsをサンプリング周波数とすると， fs≧２ｆ ???ナイキストのサンプリング定理 但し，サンプリングのタイミングによっては，振幅が小さくなる エイリアシング誤差 200Hzの周波数の正弦波は，400Hz以上でサンプリング。 　　→　300Hzでサンプリングすると何が起きるか？ 100Hzに見えてしまう！ 　→　実際の測定では元々ある100Hzの成分を増やす！ エイリアシング誤差 エイリアシング誤差 500Hzでサンプリング－－－200Hz 450Hzでサンプリング－－－200Hz 400Hzでサンプリング－－－200Hz 350Hzでサンプリング－－－150Hz 300Hzでサンプリング－－－100Hz 250Hzでサンプリング－－－ 50Hz 200Hzでサンプリング－－－ 0Hz 150Hzでサンプリング－－－ 50Hz 100Hzでサンプリング－－－ 0Hz 50Hzでサンプリング－－－ 0Hz 200Hzの波形を ナイキストのSampling定理OK A/D変換器 ◎有名メーカ：　コンテック，ＦＢＩなどが有名 　計測用のA/D，D/A変換ボードメーカ ◎コンピュ－タのサウンドボード：クリエィティブメディア社 MIC端子＝Ａ／Ｄ変換器 LINE OUT端子：Ｄ／Ａ変換器　２台 ノイズの多さ，ローカットフィルタなどにより直流成分が 計測できなかったり，位相遅れにより波形保証ができない ことを我慢すれば計測に用いることも可能。 　　→　フリーのソフトウェアを公開している人もいる コンテックAD12-8(PM)の仕様 1)　チャネル数：　非絶縁シングルエンド入力8チャネル 　　???Analog Input 0-7 の８チャンネルで， 　　　　各チャネルは絶縁されてない。 　　　　即ちグランドは共通である。 2)　入力レンジ：　-10V～+10Vのみ 　　???入力レンジ切り替え機能を持つ製品も多い。 　　　　たとえば，電圧２倍の増幅回路を内蔵すれば， 　　　　±5Vの入力レンジも可能となる。 　　　　一般的なセンサは，±10Vの出力であることが多い。 コンテックAD12-8(PM)の仕様 3)　入力インピーダンス　　20KΩ以上 　　???普通は，１ＭΩ以上であることが多い。 　　　　この値は小さすぎるので注意する。 例： 最大0.25mAしかセンサ出力が出ない，あるセンサで，仕様上10Vの出力を出すべき状態であるとする。 ???A/D