大分県薬剤师会小児薬物疗法认定薬剤师.doc

大分県薬剤師会小児薬物療法認定薬剤師 １．大分県薬剤師会小児薬物療法認定薬剤師の理念と目的 次代を担う子供たちに対する薬物治療への貢献を通じて、健やかな成長を支援していくという理念のもと、小児の特性を踏まえた上で安全かつ有効な薬物療法を提供できる資質を有し、日々の研鑽をもって積極的に活用していくことを目的とする。 ２．大分県薬剤師会小児薬物療法認定薬剤師の定義 １）小児発達に伴う生理変化を理解し、成長過程にある小児の特性と小児栄養の特徴を列挙できる。 ２）小児薬物療法に精通し、医師?看護師?他の専門家に対して薬学的見地から適切な意見を述べることができる。 ３）医薬品の特徴を理解し、薬物動態学および薬力学を駆使することで、安全かつ適切な処方を提案できる。 ４）患児?保護者に対して良好な関係を築き、小児特有のコミュニケーションスキルを用いて効果的な薬剤管理指導を行うことができる。 ５）小児が罹りやすい代表的疾患とその治療について理解するとともに、実施された薬物療法の有用性等を集積?評価することで、小児用医薬品の適応拡大に貢献する。 ６）地域薬剤師として小児医療に積極的に参加する。 ３．申請資格 以下の全てを満たす者は認定を申請することができる。 １）日本国の薬剤師免許を有し、薬剤師として優れた見識を備えていること。 ２）申請時に薬剤師としての実務経験を５年以上有していること。 ３）大分県薬剤師会が認定する小児科領域の講習会（ア～カ全て）を２年以内に受講し 所定の単位（１０時間、５単位）以上履修していること。 ４）大分県薬剤師学術大会?九州山口薬学大会?日本薬剤師会学術大会?日本医療薬学会? 日本薬学会等の学会において、小児科領域に関する学会発表を２回以上（うち、少な くとも１回は筆頭演者）行っていること（申請時より遡り５年以内の参加を認める）。 ５）別に定める学会の主催する小児科領域の専門学会に１回以上、参加していること（申請時より遡り５年以内の参加を認める）。 ７）小児科領域患者への薬学的管理を行った実績を３０症例以上満たしていること。 ８）管理薬剤師、薬剤部長あるいは医師など、ふさわしい立場にある者（第三者）からの 推薦があること。 ９）大分県薬剤師会が行う小児薬物療法認定薬剤師認定試験に合格していること。 ４．（３）の講習会について（各９０分　１単位） 　　木曜日：①１９：３０～２０：００　 ②２０：００～２１：００　 　　　　　　講師の都合により①②が入れ替わることがあります。 講習内容 講師 開催月日 ア） ①小児の感染症 池永小児科　院長 平成２７年 ９月２４日（木） 池永　昌昭　先生 ②神経発達症群とは？ 恵の聖母の家　施設長 -特性？本質？ 佐藤　圭右　先生 イ） ①小児科領域の薬剤管理業務 ワタナベ薬局 平成２７年 １０月２２日（木） -処方解析：小児の薬の副作用- 松本　康弘　先生 ②小児気管支炎喘息の 松本小児科　院長 薬物療法　過去?現在?未来 松本　重孝　先生 ウ） ①第3回小児における 中津市民病院 平成２７年 １１月１２日（木） 輸液と栄養療法 黒川　貴浩　先生 ②小児のけいれん性疾患 わさだこどもクリニック　院長 和田　雅臣　先生 エ） ①プレパレーションを用いた 大分こども病院 平成２８年 ２月２６日（木） 小児の服薬指導 木下　博子　先生 ②小児外科とは？ 大分こども病院　副院長 大野　康治　先生 オ） ①抗てんかん剤の母乳移行 ワタナベ薬局 平成２８年 ３月１２日（木） 松本　康弘　先生 ②小児救急と小児薬剤に関する 松本小児科　副院長 最新海外文献紹介 松本　慎二　先生 【各講習会概要】 ア）①薬剤監査の重要性 適正用量は年齢、体重等により異なる。過去の判例をもとに薬剤監査の重要性を 理解する。 ②ウィルス性疾患 　　　小児が罹患する主なウィルス性疾患の概略と治療薬について学び、医師の診断に 基づいた効果的な薬剤管理指導ができるようにする イ）①小児薬物動態 小児の薬物動態は発達の過程で変化することが多く複雑である。変化要因の一般的 な推移を学び、必要に応じて疑義照会、処方提案ができるようにする。 ②細菌性疾患 　　　小児が罹患する主な細菌性疾患の概略と抗生物質の選択を学び、医師の診断に 基づいた効果的な薬剤管理指導ができるようにする。 ウ）①誤飲への対応と対策　 　　　誤飲の相談を受けた際には、薬剤等の影響を検証する上で必要となる情報を確認し 予想される有害事象やその対処法を整理して情報提供できるようにする。 ②アレルギー性疾患 生活環境の変化に伴い、アレ