建筑物管理训练センター-JSSVTE.doc

教育訓練カリキュラム論 指導員の役割と能力資質に基づくカリキュラム開発 担当　指導学科　新井　吾朗 http://www.uitec.ac.jp/~araigoro mailto:araigoro@uitec.ac.jp 講義の目標 この講義では、次の到達目標をめざします。 指導員の役割をニーズ把握から評価までの一連の流れで説明できる。 教育訓練の目標を設定できる。 CUDBAS法でカリキュラムを作成できる。 目標分析法で指導項目を設定できる。 この単元の評価 グループワークで提出する課題と出席状況を基に評価する。 課題は、3種類提出する。それぞれの作成に携わったメンバーだけを評価する。 イントロダクション 音楽を部屋に飾ろう！美しいフォルムに高音質?多機能を装備したＭＤシステム。370(幅)x166.5(高さ)x205(奥行)mm／約4.1kg最大外形寸法質量　475（幅）×165.5（高さ）×249（奥行）mm約4.6kg ■ＭＤＬＰ/ＭＤグループ機能搭載■ＭＤ→ＭＤダビングに便利な 前面外部入力端子■CD→MD倍速ダビング■ウィークリー設定、スヌーズ機能付き！充実のタイマー機能■ＣＤスタンドとしても使える　新ＡＭループアンテナ付属 ●CD-MD高速録音機能●SYNCHRO REC●録音中タイトル入力機能付属品　電源コード、ワイヤレスリモコン、電池（リモコン用）、AM用ループアンテナ、ゲーム機接続ユニット、オーディオ接続コード●ZS-M30はAC電源専用です。 教育訓練目標の設定と　　　　　　　指導員の役割 目標設定の意味 図 1　P-D-Cサイクル どのような場合でも目標は、最終的な到達像を示す。目標が明確で適切であれば、その目標が達成されれば、その行動は成功したと言うことができます。 一般に各種の業務を効率的、効果的に継続するために、Ｐ－Ｄ－Ｃサイクルを回すことが求められる。つまり、目標を到達するための計画(PLAN)をし、計画に基づいて実施(DO)し、実施した結果を目標と照らして確認(CHECK)し、不都合があれば計画を見直すなどして業務を改善するのです。 この時の確認する視点は２つあります。 目標は達成したか 業務を実施することで目標が達成されたかを確認する。目標が達成されていないとすれば、実施の方法が間違っていたことになる。 目標設定は適切だったか そもそも、目標が適切であったかを確認する。目標を達成したとしても、本来的に要望していた結果が出ていないとすれば、目標を変更する必要がある。 指導員の役割 指導員の役割は、ニーズ把握からカリキュラム設定、訓練実施、評価の流れを一体化すること 指導の結果は評価される 指導が終われば、指導した内容を受講者が習得したかを評価します。評価すべき項目は、訓練の目標を満たしたかどうかで評価すべきです。つまり、その訓練の目標として、「○○○○ができる」という目標を立てたとすれば、評価の項目も、「○○○○ができるか」という項目になるのです。 評価に責任を持つために(指導員の役割の全体像) 訓練生が企業に戻ると、「職場で役に立つ仕事をしてくれているだろうか」という評価を受けることになります。この評価が低いということは、訓練の評価が悪いということになります。これは、訓練が訓練ニーズを満たしていないと言うことです。 訓練ニーズを知らずに訓練を実施すれば、当然訓練ニーズを満たす訓練は実施できません。つまり、指導員は訓練ニーズを把握するところからその仕事が始まるのです。 具体的に言うと、効果的な訓練を展開する条件は、訓練生が習得したいと考えていることを知り、それをわかりやすく、実際の作業に適用できるように訓練を計画し、その計画に沿って指導するということになります。また、訓練結果を評価し、問題があればそれを改善するということです。これら一連の流れを実施するのが指導員の役割なのです。 ところで、訓練生が習得したいと考えていることというのは、実際には訓練生を雇用している企業が考えていることであり、その訓練生が所属している業界の考えでもあります。それらの考えをふまえて、具体的な訓練に展開してゆくことも指導員の役割ということになります。  　訓練目標の設定 目標設定の基本は「　～　できる」 教育訓練の目標設定の基本は、訓練生が「どのような行動をとれるようになるか」を記述することです。 訓練の内容を示したり、何を指導するのかの項目を示すことがありますが、これら