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授业指导案.doc
聖徳大学附属聖徳高等学校 数学科(数学A) 学習指導案
対 象: 4学年A組(特進)(女子19名)
日 時: 2005年11月25日(金)第1?2校時
場 所: コンピュータ教室
指導者: 小野田 啓子
単元名 「相似と軌跡」(課題学習)
単元設定の理由
単元の教材観
この課題学習であつかう図形の設定は,中学2年の三角形の合同で登場する。(大日本図書 数学2)しかし,この問題は,単に三角形の合同をあつかう問題としてだけでなく,対応する点を結んでできる2直線の交点の軌跡を考える問題に発展させることができる。
交点の軌跡を,高校数学Ⅱであつかう解析幾何の手法で解こうとすると,連立方程式を多少楽に解くために行列式を用い,解を求めるために数学Ⅲの微分法と逆三角関数を使わなければならず,それでも計算はかなり複雑となり大変である。一方,幾何的な手法で考えようとすると,中学校で学習する円周角の定理と直角三角形の辺の比と角度の関係(高校では三角比)を知っていれば,明快に解くことができる。生徒にとって幾何的な考察が可能なため,問題の設定の仕方によって,本問題は,中学生から高校生(数学A)までの教材として広くあつかうことができ,さらにまた問題自体の発展性もあり,非常におもしろい教材であると感じている。
本問題を,前にも述べたように計算であつかうのは大変である。そこで,Grapesを用いてまず確かめ,結果をみて,その理由を考察する学習方法を取る。Grapesで図を描き,実際に三角形や交点Pを動かしてみると,交点Pの軌跡は円の一部となる。図中の三角形の合同から,∠BPC=∠BACとなり,よって円周角が一定となるので,円周角の定理の逆より軌跡は円となることが分かる。しかし,点Pは円周上の一部しか動かない。実は,2つの三角形が相似でありさえすれば,対応する頂点を結んでできる直線の交点は円を描き,その範囲は,相似比をkとして,中心角が4×arcsin(k)の円弧となる。(授業者報告書参照)
上のような結果が,計算からだけでなく,幾何的な考察からも明快にでるところが,幾何的な手法のすばらしさを実感できる本教材のおもしろさである。授業では,生徒の実態をふまえて,三角比が未習であるので,k=0.5という特別な場合について(直角三角形の2角が30°,60°のときの辺比1:2:√3に相当),交点の描く円弧の中心角を求めるところまでをあつかう。
また,この問題は条件の一部を変更して,例えば次のように発展させることができる。
① 正三角形以外の相似な三角形の場合に,交点はどう動くか。
② 相似な図形を四角形,五角形,n角形にしたとき,同様に取った交点はどう動くか。
③ 相似な三角形(n角形)で,対応する頂点に限らず,辺上に対応する点を取り,それらを結んだ直線の交点は,どう動くか。
④ 相似な三角形で,対応する頂点を結んでできる直線BDとCEの交点Pと,辺上の対応する点を結んでできる直線と直線BDとの交点をI,直線CEとの交点をKとする。辺上の対応する点を動かしたとき,三角形PKIの外接円が通る点P以外の定点はどこにあるか。
⑤ ??????
①は,相似でありさえすれば点Pは円弧を描き,その中心角は,相似比kのみに関係して大きさ4×arcsin(k)である。
②は,n角形の対応する点と回転の中心となる点の3点からなる三角形に分割して考えると,①と同様の結果となる。Grapesファイルはここ(ただし,対応6.45以降)
③は,対応する辺上の点と回転の中心となる点の3点からなる三角形ができると考えることになるので,やはり①と同様の結果になる。
④は,回転と違う動きを考えたときであるが,三角形PKIの外接円が通る点P以外の定点は,2つの図形が接している点(この問題の場合は,点A)である。交点I,Kが直線上を動くのにともなって,必ず点I,K,Pともう一つの定点を通る円が描けることはなかなか想像できないが,Grapesを使うとすぐに見て確かめることができる。Grapesファイルはここ(ただし,対応6.45以降)この証明には,円に内接する四角形の性質を使うが,実は④は,2005年第46回国際数学オリンピックメキシコ大会の第5番の問題の聞き方を変えたものである。問題設定に本教材と共通点があることが,興味深かった。
以上のように,中学2年生の教科書の例題から始まるこの問題は,図形の中にある合同や相似の関係,円と図形の性質,図形を動かしたときの点の軌跡という非常に多くの内容を含んでいる。従って,次のような2つの観点から本教材を捉えることができる。
(ⅰ) 幾何の学習内容を使って,問題解決ができる教材である。
(ⅱ) 図形の動きをともなうという,従来から生徒にとって考えにくい関係
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