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さいたま神経内科専門医コース セールスポイント 自治医科大学附属さいたま医療センター神経内科の診グループは、埼玉県東部を中心とした神経疾 患患者を受け入れております。症例の種類は極めて多く、脳卒中、パーキンソン病、アルツハイマー 病などの神経変性疾患、脱髄疾患、末梢神経障害をはじめとし、あらゆる領域の神経疾患の診療を手 がけています。画像や神経生理学的検査も充実し、また症例検討会も多く、初期研修を終了したシニ アの若手医師の研修には絶好のコースです。 Ⅰ．スタッフ ◆植木 彰 Akira Ueki神経内科教授および循環病臨床医学研究所所長 【自己紹介】 私は年間内科系研修を受けた後、神経内科助手として臨床および大脳基底核の研究を行い、英国ロ ンドン大学にての研究に取り組んでまいりました。自治医大さいたま医療センターに移ってからはア ルツハイマー病とアポリポ蛋白Eの研究を世界に先駆けて見出し、その後アルツハイマー病と食事栄 養の分野で臨床研究を推進し世界的な新知見を発表してまいりました。これらの研究はすべて臨床に 根ざしたものであり、患者さんを深い洞察力をもって診療していることの裏付けでもあります。また、 パーキンソン病診療においても患者数では埼玉県では随一で国内でも有数の診療実績があります。 専門医研修においては、症例ごとに的確な診療ができるよう、経験豊かな他のスタッフとともにアド バイスしてゆきたいと考えております。 【経歴】 1973年 東京大学医学部医学科卒 （医学博士） 1977年 自治医科大学神経内科助手 1982年 同講師 1986年-19881年 ロンドン大学に留学 1989年4月 自治医科大学附属大宮(現さいたま)医療センター神経内科 助教授 1999年6月 同教授 2008年 4月 1日 自治医科大学附属さいたま医療センター 循環器病臨床医学研究所所長 （兼任） 所属学会 ：日本神経学会 （評議員）、日本老年学会 （評議員）、日本認知症学会 （評議員）、日本脂質栄 養学会 （評議員）、日本予防医学会 （理事）、International Assoc (Associate Editor)、日本内科学会、日本神経科学協会、日本栄養?食糧学会、 、 Society of Movement Disorder 【研修医へのメッセージ】 人口の高齢化に伴い、神経内科の診療の需要が高まっています。また、神経内科で取り扱う疾患は あらゆる科の中で最も多く、神経内科の専門医研修を通して内科全般とのつながりで疾患を診療する 力が必然的に身についてゆき、総合医としても完成してゆきます。さらに中枢?末梢神経系疾患には 解明されていない分野も多くあり、研修後の研究領域としても期待がもて、留学などに繫げることも できます。神経疾患診療には第一に主として高齢者に発症するアルツハイマー病やパーキンソン病に 対する先端的な知識および老年医学的知識が必要で、次に筋萎縮性側策硬化症や脊髄小脳変性症など いまだ有力な治療法のない神経難病に対する神経再生などの先端的研究の推進のみならず中小の病院、 診療所、開業医、介護福祉との協力や人工呼吸装着をめぐる生命倫理的な観点からの理解、第三に急 性期の脳卒中医療の推進と地域医療連携システムの構築など、技量、および高度の人間性が必要とさ れています。このように学問的、社会的に要求度が高く、やりがいのある領域と考えます。 専門医研修の中での入院患者受け持ち、病院内コンサルテーション、筋電図や脳波判読、筋 ?神経 生検、また論文執筆、学会発表、臨床研究などの研鑽を通して多種類にわたる仕事を忍耐力と持続力 をもってやり遂げる能力が養われ、責任感ある医師に成長してゆくものと考えます したがって、3 名の神経内科専門医の指導で研修できる当施設は、専門医研修にはうってつけの場所と自負しており 1 ます。 ◆研修責任者 大塚 美恵子 MiekoOtsuka（講師）1981年秋田大学医学部卒 専門医資格等 日本神経内科専門医、日本内科学会認定内科医 学 位 医学博士 所 属 学 会 日本神経学会（評議員）、日本内科学会、日本神経治療学会、日本老年医学会（代議員）、 日本認知症学会 （評議員）、脂質栄養学会、日本予防医学会 （評議員） 【経歴】 栃木県出身、