心臓外科医として生きる命の重みとともに、.pdfVIP

近年、高齢化に伴って心臓病が増えています。治療の最終手段は外科手術。 第一線に立つ心臓外科医は生と死のせめぎ合いの中で何を思うのでしょう か。命の重みと医療者の思い、困難な手術に立ち向かう胆力、想定外への対 処のあり方など、宮尾審議委員が旧友の心臓血管外科医?石坂透博士に心の ままに語ってもらいました。 る き 生 て 、 し に と も 医 と 科 と 外 み 臓 重 心 の 命 日本銀行政策委員会審議委員 心臓血管外科医 宮尾龍蔵 石坂 透 Ryuzo Miyao Toru Ishizaka 1964 年大阪府生まれ。1987 年神戸大学経済学部 1964 年石川県生まれ。1989年大阪大学医学部卒業、 卒業、1989 年神戸大学大学院経済学研究科博士課 1992 年国立循環器病センター心臓血管外科、1999 年米 程前期課程修了、同年 11 月神戸大学経済経営研究 国アラバマ大学心臓外科クリニカルフェロー、2000 年大 所助手、1994 年 11 月ハーバード大学大学院経済学 阪大学医学部附属病院第一外科、2001年米国 ミシガン 研究科修了 Ph.D.（経済学博士）、1995 年神戸大 大学小児心臓外科クリニカルフェロー、2003年大阪大学医学 学経済経営研究所助教授、2003 年神戸大学経済経 部附属病院臓器制御外科助手、2004 年国立循環器病セ 営研究所教授、2008 年神戸大学経済経営研究所所 ンター心臓血管外科、2006年国立病院機構大阪医療セン