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形成外科専門医コース セールスポイント 自治医科大学形成外科診療チームは、大学付属病院を中核として高度で専門性の高い医療を提供し ており、特に顎顔面外科や再建外科領域においては高いクオリティを有しています。また、併設する とちぎ子供医療センターを中心にして小児の先天異常を多く扱い、特に口唇口蓋裂においては全国で もトップクラスの症例数を有し、質の高いチームアプローチを実現しています。このような環境下で システム化された４年間の養成コースを履修することで形成外科のほとんどの疾患と手術手技を経験 でき、質の高い形成外科専門医へのステップを踏むことが可能です。 Ⅰ．スタッフ ◆ 【自己紹介】菅原 康志 Yasushi Sugawara教授 【経歴】 1986年 香川医科大学卒業 1986年 東京大学形成外科入局 1992年 長庚(チャングン）記念医院 （台湾）留学 1992年 東京大学形成外科助手 1997-98年 Goteborg（ヨーテボリ）大学 （スウェーデン）留学 1998年 自治医科大学講師 2001年 自治医科大学助教授 2007年 自治医科大学教授 医学博士、形成外科専門医。日本形成外科学会評議員、日本頭蓋顎顔面外科学会評議員、アジア太平 洋頭蓋顎顔面外科学会評議員、杏林大学医学部非常勤講師 【研修医へのメッセージ】 形成外科の中での専門は、Facial Plastic Surgery（頭蓋顎 顔面外科、美容外科）です。 人間の首から上には、とても重要な生物学的および社会的な機能が詰まっています。視覚などの感覚、 咀嚼、呼吸、それらを統合する脳、そして忘れてはならないのが、「顔」です。顔は社会生活を送る上 で、コミュニケーションに欠かせない重要な機能を持った 「形」の臓器です。 Facial Plastic Surgeryでは、機能と審美の両立を図りながら、失われた 「顔」の社会的機能を回 復させる治療を行います。とても繊細で、大胆で、そして愛情と勇気のいる仕事です。20年以上この 仕事に携わっていますが、まだまだ新たな発見のある魅力的な分野です。 自治医科大学形成外科教室は、ウエットな感性を融合させたドライな組織です。これまでの共同体 的な医局とは異なり、ある目的のために結成されたチームという集団です。チーム内では一人一人に 役割があり、それが十分に機能すればするほど、チームのアクティビティが高まるような仕組みにな っています。 良い仕事をしたときの報酬は、もっと良質の仕事です。贅沢ではなく、質の高い生活を送りたいと 考えている人を求めています。 ◆研修責任者 宇田 宏一 Hirokazu Uda学内講師 専門医資格 日本形成外科学会専門医 学 位 医学博士 【経歴】 1995年 広島大学医学部卒業 1995年 広島大学整形外科入局 1998年 東京大学形成外科入局 1999年 自治医科大学形成外科医員 2004年 Birmingham Children Hospital留学 1 2005年 湯河原厚生年金病院形成外科科長 2006年 静岡済生会病院形成外科科長 2008年 現職 【自己紹介および研修医へのメッセージ】 形成外科は外科手技のスペシャリストでなければなりません。扱う部位も頭の先か ら足の先まで広範囲に渡り、疾患も先天異常から悪性腫瘍の再建、そして美容外科に 至るまで多岐に渡ります。そしてそれらは常に最高の結果を要求されます。それだけ に遊びのない、厳しい領域です。我々はただの形成外科医ではなく、超形成外科医集 団を自負しています。 若い先生は （私にも覚えがありますが）、「自分にとってどの分野に適性があるのか、 また将来性があるのか」を考えて進路を選ぼうとします。しかしこれは誰にも解りま せん。だれも自分の適正、そして10年後の将来性など解らないのです。大切なことは、 打算でな