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5　　隔月刊ココラボ通信（隔月10日発行）　№9　2007年10月10日5　　隔月刊ココラボ通信（隔月10 日発行）　№9　2007年 10月10 日 　防火性能を確保するために、壁倍率を 加熱炉から外した裏側の 加熱炉に試験体をセットして 取得した仕様に対して、木摺り板を詰め 様子。こんなに燃えてい 裏側から加熱します。隣の家 て張る事と、柱側面に柱際板を設ける事 るのに、外側には火は回っ が大火事になっている???そん ていません。驚き！ な状態を想定しています。 の２つの改良を行なう事で３０分の防火 性能を確保する事ができました。木材は 可燃材料で有る為着火はしますが、炭化 層を形成する事で燃焼の速度は比較的緩 慢で、板材などでは０． ８～１． ０㎜燃え るのに１分の時間がかかる事が解ってい ます。落とし込み板３０㎜であれば、単 純に考えて３０分耐えることが出来ます が、品質のばらつきや節などの欠点も考 えられる為、木摺り板２４㎜を隙間無く 詰めて張ることで総厚５４㎜の板厚とし、 余裕を持った仕様としています。また、 火災時に柱が燃焼することで柱の断面積 が減り、家の荷重を支えられなくなり事 のない様に、柱側面に柱際板を張る事で 柱を被覆しています。 研究開発/安井　昇（桜設計集団一級建築士事務所） （早稲田大学理工学総合研究所　客員研究員） これで側面からの柱の延焼を防ぐ。 柱際板21㎜×45㎜ 120㎜角柱 縦木摺板 24㎜×150㎜ 防火構造 落し込み板30㎜落し込み板 30 ㎜ 大臣認定の仕様 隙間なく、つめて貼る。 防火性能を有する板倉壁の水平断面図 ?? ? ? ?? ?? ? ? ? 対 ? ? ? ? 験 在 ? 栓 的 使 開 対 ? 様 断 防 ? ? 法 階 火 ? ? 仕 験 在 ? ?栓 ? 的 使 開 ? 今 様 回 断 ? 防 ? ? ? ? 回 法 階 火 ? ? 仕 防 ? ? ? 出 ? ? ? ? ? ? ? 発 木 ? ? 出 ? 熱 火 現 ? 事 ? ? ?地 ? ? 様 壁 ? ? ? ? ? ? ? ? 発 ? 木 後 ? ? 熱 ?火 現 ? 事 柱 ?? 取 ? ?地 ? ? 様