平成22年度調布市障害者地域自立支援協議会.doc

平成２３年度　調布市障害者地域自立支援協議会 第１回全体会報告書 １　開催日　　　　平成２３年５月３０日（月）　　午後３時から５時 ２　開催場所　　　調布市教育会館　３０１研修室 ３　出席者（全体会委員１８名　事務局１１名） ４　議　題 （１）開会の挨拶 （２）委員の方々の自己紹介，事務局の紹介 （３）会長，副会長の選出 （４）調布市障害者地域自立支援協議会の目的及び調布市の現状 　　　平成２３年度の障害福祉計画について （５）各地の自立支援協議会の取り組みについて （６）平成２２年度調布市障害者地域自立支援協議会の報告 　　　及び平成２３年度の計画について （７）質疑応答　自立支援協議会から障害福祉計画への提言 （８）会長挨拶「自立支援協議会から障害福祉計画への提言」 （９）閉会の挨拶 ５　議事録要旨 開会の挨拶（山本参事） 本日はお忙しい中，平成２３年度調布市障害者地域自立支援協議会の第１回の全体会にお集まりいただきましてありがとうございます。平成１８年にできました障害者自立支援法はさまざまな議論の中で国が手直しをし，平成２５年の夏までには廃止ということになっておりますが，それまでの間，つなぎ法案や制度改正が行われております。障害者自立支援法は，定率負担，日払い報酬などの評判の悪い規定が盛り込まれているところですが，地域の中でネットワークをつくっていく，地域の中で住み続けられる暮らしをどのようにつくっていくのかといった問題提起も含んでいます。そうした中で，来年４月以降に市町村で地域自立支援協議会をやらねばならないと法律の中に規定されることになっていますが，そこに至る背景は，調布に限らず先駆的な様々な地域で障害者の暮らしにとって大きなメリットがあるという評価がなされていると思っています。調布でも平成１８年の立ち上げ以降，４年が経過し，いくつかの議論の中で，課題を明らかにしたり，ご提案をいただいたり，障害福祉行政にとって欠かせない存在と考えています。平成２３年度もこれまで同様に障害者が地域で暮らすためにはどうあるべきなのか，忌憚のないご意見をいただきながら，新たなご提案や課題提起をいただければありがたいと思っていますので，一年間，皆様にはご苦労をおかけすることになろうかと思いますけれども，何卒よろしくお願いいたします。 （２）委員の方々の自己紹介，事務局の紹介 （３）会長，副会長の選出 ①　挨拶 ○赤塚会長 調布市で障害者地域自立支援協議会が立ち上がったときから会長として関わらせていただいています。障害のある人が地域で普通に暮らせるように，地域自立支援協議会はどんな課題があるのかということを実際の相談支援の中から明確にしてきました。今年で５年目になり，課題が見えてきて，少しずつその課題に取り組むことができるようになってきたと思います。調布の自立支援協議会は東京都内の自立支援協議会の中でも１つのモデルといってもいいような存在です。こうした評価に甘んじることなく，私たちの役割とは何かということを忘れずに今年度新しく委員になられた方と一緒に進んでいきたいと思いますので，どうぞよろしくお願いいたします。 ○谷内副会長 私は北区で十年ほど障害者支援をさせていただいています。北区はさほど先駆的とは言えず，皆さんに提供できるものより，こちらで勉強させていただいて北区に持ち帰らせていただくものの方が多いのではないかという気持で参加させていただいていますが，多少でもお役に立てれば嬉しく思っています。それから私自身，視覚障害がありまして，弱視になります。十数年，盲学校で教育を受けてまいりました。そういった意味では，一当事者として調布市にお役に立てることがありましたら嬉しく思います。何卒よろしくお願いいたします。 （４）調布市障害者地域自立支援協議会の目的及び調布市の現状　平成２３年度の障害福祉計画について（参事） 「障害者地域自立支援協議会とは」ということについてですが，障害者自立支援法の中で相談支援事業が規定されています。相談支援事業は障害者の方々からのさまざまな相談に応じたり，マネジメントをしたり，サービス提供を行ったりという役割を担っていますが，その機能を発揮させるには，地域の中でのネットワークが重要です。地域自立支援協議会は，現在のところは法律上の規定はなく，国からも指針が示されていませんが，それぞれの地域で地域の実情に応じて創意工夫していくというのが現状かと思っています。役割としては各相談支援事業所や関係機関との連携を図るため中核的な役割を果たすということが規定されています。調布市の協議会は平成１８年度の３月に立ち上げ，丸４年が経ちます。私どもの考え方ということになりますが，基本的には障害のある人でも普通に暮らせる