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第2章子育て支援の概念を整理し理念を構築する
第2章
子育て支援の概念を整理し理念を
構築する
〔1〕子育て支援概論
早稲田大学文学学術院
教授 増山 均
■子育て支援の概念を整理し、理念を構築する
1.〈子育て支援〉との概念を明らかにするための論点
地域社会の紐帯や家族の絆の衰退に伴い、育児をめぐる困難が広がる中で、社会的なサポー
トの必要性(〈子育て支援〉)が高まってきました。いま〈子育て支援〉の取り組みは、保育?
家庭教育、地域福祉、社会教育、子ども文化、まちづくりの分野で広がっています。教育の分
野では身近な地域で子育ての相談にのったり、親子で参加できる取り組みの機会を提供する
「家庭教育支援チーム」づくりが進められ、児童福祉の分野では児童福祉法の中に「養育支援
訪問事業」「地域子育て支援拠点事業」が盛り込まれる時代になりました。
相互に類似したこうした取り組みが広がっていますが、そもそも〈子育て支援〉とは何か、
従来の「育児」「保育」や「家庭教育」とはどう違うのか、さらには近年注目されている「子
育ち支援」や「子ども支援」とはどう違うのか、その概念が明らかにされていません。
〈子育て支援〉の概念を明らかにするためには、次のような論点を深め、さまざまな実践に
即して解明していく必要があると思われます。
まず第一は、〈子育て支援〉の対象は誰かということです。子どもへの直接的な支援なのか、
子どもと親をセットにした支援なのか、子どもを育てる親への支援なのか、親たちのグループ
づくりの支援なのか、親たちのグループづくりを進める人たちへの支援なのかをはっきりさせ
ることです。また「子ども」を対象とする場合も、主に乳幼児期なのか、それとも思春期まで
含むのかを明確にする必要がありますし、「親」を対象とするという場合も、母親中心ではな
く本格的に父親を担い手にする(単なる「参加」ではなく)取り組みになっているのかどう
か、子どもの育ちにかかわる祖父母世代や地域の人々の関与をも支援の対象に含めて構想する
のかなどを明らかにする必要があるでしょう。
第二に、〈支援〉の内容と方法を明らかにする課題です。子どもを育てる困難を軽減するた
めの支援(負担軽減?代理活動)なのか、それとも子どもを育てる力の育成にむけての支援
(主体性の育成?教育活動)なのかという点です。後者の場合でも、「主体性の育成」をどのよ
うに行うのか、何に注目し、どのような方法で育成をはかるのかをはっきりさせることです。
それらは、従来の「保育技術」「教育技術」「社会福祉援助技術」「カウンセリング技術」とど
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う違うのかの検討も必要です。
第三に「地域における子育て支援」という場合、「地域における」とはどういうことかをは
っきりさせる必要があります。既存の行政区の中に支援拠点を作ることなのか、またそこに存
在している各家庭を個別に支援するサービスシステムをつくることなのか、それとも親たちの
グループを育成して生活圏の中で子育てを支え合う地域的関係を構築することなのか。「地域」
という言葉のイメージを明確にする課題があります。
2.〈地域子育て支援〉の理念を探る―地域〈共働〉による子育て文化の再生
子育ての責任は、家庭と社会が共に負わなければならない責務です。この〈共に〉というこ
とを手がかりにして〈子育て支援〉の今日的課題をとらえつつ、〈子育て支援〉の理念を探っ
てみたいと思います。
〈共〉の第一の意味は、「地域共同の子育て」の探求にあります。近代化と産業化社会の到来
によって子育ての共同が衰弱し失われて久しくなります。家庭の子育てを超えて、地域(社会)
ぐるみで子どもを見守り育てあっていくという機能の再生が求められています。さらに地域共
同の子育ての土台には、暮らしを支え合う地域共同体の営みがありました。地域社会の「空洞
化」「無縁化」が進む中で、今日求められているのは地域住民の絆?つながりであり、生活の〈共
同〉です。したがって「子育て支援」の取り組みは、新しい地域社会づくり、まちづくりと密
接不可分に結びついています。
〈共〉の第二の意味は、「子育て」の営みを構成する重要な内容である、「教育」と「養育」
と「遊育」の3つを切り離すことなく総合的にとらえるという視点です。そこで、3つの育の
総合を〈共育〉の用語で表現してみましょう。子どもを健やかに育てる上で、家庭?学校?地
域の三者の連携?協力?共同が欠かせないことは言うまでもありません。しかし、日本の近代
化と産業化は、子どもを育てる力と場所を「学校教育」に収斂し、「(学校)教育」の比重と価
値を肥大化させてきました。そして今もなおそれは続いています。そもそも「子育て」の用語
の登場は1960年代の後半からであり、「教育」の用語ととも
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