Shellの洋上液化Prelude LNGPrelude LNGの 最終投資決定.PDF

ShellShellの洋上液化の洋上液化PreludePrelude LNGLNGのの 最終投資決定 ➪LNG産業へのインプリケーション 2011年6月23日 石油企画調査部 坂本坂本 茂樹茂樹 1 本日の項目 ShellShellののPreludePrelude LNGLNG事業概要事業概要 FLNGFLNG方式：長所、課題方式：長所、課題 – Prelude LNG投資決定の意味 今後のFLNG候補地・案件 FLNG方式の可能性 2 Prelude LNG事業概要 33 出所: Shell HP, 各種情報･報道 3 Browseベースン･ガス田とLNG案件 44 ・PreludePrelude＋＋ConcertoConcertoガス田埋蔵量ガス田埋蔵量=33 TcfTcf →→陸上液化概念では開発できず陸上液化概念では開発できず ・近辺に、更に開発候補となり得る中小規模ガス田あり ・Browse海域：気象条件穏やか→FLNGに適する 4 Prelude LNG特徴、FIDの意義 Prelude + Concertoガス埋蔵量=3 Tcf 程度 – 従来概念（従来概念（LNGLNG規模拡大）では開発できず規模拡大）では開発できず Browse海域：気象条件穏やか→FLNGに適す – 洋上でのLNG 出荷作業安全性が一つのカギ – サイクロンに見舞われるCarnarvonベースン：不適 Prelude/ Concertoガス田生産後 →→近隣の近隣のLibraLibra, CruxCruxガス田開発の可能性ありガス田開発の可能性あり 売買契約=Shellとのポートフォリオ契約 →豊富なLNGﾎﾟｰﾄﾌｫﾘｵ=安定供給をﾊﾞｯｸｱｯﾌﾟ PreludePrelude LNGLNGののFIDFID=FLNGFLNGのリスク軽減効果のリスク軽減効果 ➪後続FLNGの事業環境に好影響 5 FLNG ：当初の検討動機機、経緯 2000年代半ば 将来のガス需要増加将来のガス需要増加→→ガス需給逼迫の懸念ガス需給逼迫の懸念 東南アジア･オセアニアは中小ガス田が多い →既発見未開発ガ既発見未開発ガス資源資源の有効活用有効活用 新事業モデルに対する商機拡大期待 2008年世界経済不況→ガス需要下方修正 世界ガス需給緩和傾向世界ガス需給緩和傾向→→LNGLNG需要規模縮小需要規模縮小 北米ガス生産の好調←シェールガス等非在来型ガス ➪新規方式➪新規方式LNGLNGプロジプロジェクトの選好が厳しくクトの選好が厳しく 2011/3月福島原発事故以降 ➪ガガスへの代替需要→ FLNGへの期待復活 6 FLNG方式：特徴、長長所 特徴・メリット： – 設備固定が不要→（洋上）中小ガス田開発が可能