平成28年熊本地震への対応 - 総務省.PDFVIP

資料８－１ 平成２８年熊本地震への対応 平成２８年６月 ６日 総 務 省 平成２８年熊本地震による放送関係の被害状況等について（地上放送（テレビ、AM、FM）関係） 1 停波の状況 被害状況 事業者名 中継局名 復旧状況 発生日時（停波時間） 被害の原因 南阿蘇局 4/16 （土）18:20～4/17( 日）10:45 発電機の修理により復旧 停電後、非常用発電機の故障 （テレビ、ＦＭ） （16時間25分） （商用電源復旧の見通し立たず） ＮＨＫ おおやのゆしま 大矢野湯島局 4/16 （土）9:26～13:19 停電後、非常用電源（バッテリー） 発電機を持ち込み復旧 （テレビ） （3時間53分） が故障 （その後、商用電源復旧） 民放テレビ ４社： 4/16 （土）1:57～2:30 発電機の手動起動により復旧 熊本局（テレビ） 停電後、非常用発電機起動せず （熊本放送 （33分） （その後、商用電源復旧） 熊本県民テレビ テレビ熊本 ともち 4/16 （土）9:55～11:20 発電機の再起動により復旧 熊本朝日放送） 砥用局（テレビ） （1時間25分） 停電後、非常用発電機の停止 （その後、商用電源復旧） 民放ラジオ： そようきた 蘇陽北局 4/16 （土）1:25～4/18 15:45 アンテナの修理により復旧 熊本放送 アンテナの破損 （ＡＭ） （62時間20分） （その後、商用電源復旧） (ラテ兼営） 中継局の被害 ○ 南阿蘇中継局（ＮＨＫ（テレビ・ＦＭ）、民放テレビ４社、民放ＦＭ１社） ・ 地震の影響で中継局の局舎が傾き、地盤に亀裂が入る等危険な状態。 ・ 発災後（上表参照）に停波し復旧した後、非常用発電機により放送継続していたが、商用電源の復旧の見通しが立たないことや現地の 危険な状況等も踏まえ、同中継局の使用継続は困難と判断。仮設中継局（観音桜展望台）を設置。 ・ ＮＨＫ（テレビ・ＦＭ）は５/ １８、民放テレビ４社は５/ １６、民放ＦＭ（FM熊本）は５/９より、それぞれ仮設中継局からの放送に切替え。 南阿蘇中継局に関する対応（被害状況及び仮設中継局への切替え）2 ○ 南阿蘇中継局については、停電が続き、非常用発電機で放送を継続してきた、現地の危険性等から使用継続が困難 となり送信停止（ＮＨＫ 5/18、民放 5/16）し、やむを得ず仮設中継局に切替え。 ○ 仮設中継局に切り替えたことに伴い難視聴となっている世帯について、現在、既に放送事業者（ＮＨＫ・民放）において、 「既存アンテナの方向調整」、「高性能アンテナ設置」などの対応を進