第1章 土の基本的性質.PDFVIP

土質力学Ⅰ 第一章 第１章 土の基本的性質 粒子の組合せ 土塊内部の粒子の幾何学的配置・粒子 連続体+ としての土塊の性質 の性質 → 外部からは見えないが土 → 工学・技術の対象 塊の性質を決定している （粒度分布） ・平均単位体積重量* 粒子の性質 ・異なる大きさの粒子の混じり具合 *必要な例 （ビル地下室の役割：演習2） （個々の粒子の性質） ・変形・強度特性（例、平均応力～ ・粒子の大きさ 平均ひずみ関係）透水係数 ・粒子の比重 ・粒子の形 これらは、粒子自身の性質（左の欄 ・粒子の硬さ・強度 参照）と粒子の幾何学的配置＊に支 ・粒子が占める体積 Vs 配される。 粒子の詰まり方 ・空隙が占める体積 Vv +土質力学：本来は粒粒（つぶつぶ） a) 水（間隙水）が占める体積 Vw b) 空気が占める体積 Va の集合体である土を、連続体とし ) ＊ ・粒子の相互配列（構造） て仮定して、平均応力～平均ひず a) 個々の粒子の方向 b) 粒子間の相互接触の仕方 （接触面 み関係を求めている の方向） ＊)測定が難しい、従って定量化が難しい。しかし、この特性は連続体としての変形強度特性に反映される。例えば、 重力の下で堆積した土は、通常異方的構造を持ち、その結果、異方的変形・強度特性を持つ。 平均応力 分離した個々の間隙と粒子を集合させると・・・・・ [重量 Weight] [体積 Volume] 空気(air) 空隙 Va 平均 Ww 水(water) (void) Vw Vv V ひずみ W Ws 土粒子(soil particles) Vs 空気、水、土粒子の体積と重量の相互比率が、連続体としての物性（重量・質量、変形強度特性、透水係 数等）を決定するので、それを測定する必要がある。 あるいは、 [質量 Mass] [体積 Volume] 空気(air) 空隙 Va Mw 水(water) (void) Vw Vv V M Ms 土粒子(soil particles) Vs 1 土質力学Ⅰ 第一章 体積に関係した物理量 ○土粒子、空気、水の三相からなるので、各相の体積の相対的大きさを表す Index