環境技研通信環.PDFVIP

環境技研通信環 株式会社 環境技研 〒370-3511 群馬県高崎市金古町 1709-1 ℡ 027-372-5111 営業部発行 第 15 巻第 4 号 (通巻 64 号) 7 月号月号 2013 年 7 月 1 日 月月号号 ノニルフェノールノニルフェノールとＬＡＳとＬＡＳの分析試験の分析試験 ノニルフェノールノニルフェノールととＬＡＳＬＡＳのの分析試験分析試験 大気汚染防止法大気汚染防止法の一部の一部を改正を改正するする法法 大気汚染防止法大気汚染防止法のの一部一部をを改正改正するする法法 律案律案の閣議決定の閣議決定についてについて を承を承っておりますっております ！！ 律案律案のの閣議決定閣議決定についてについて をを承承っておりますっております ！！ 平成 25 年 3 月の閣議において、「大気汚染防 平成 24 年度中に環境省から、環境基本法に基づ く水質汚濁に係る生活環境の保全に関する環境基 止法の一部を改正する法律案」が閣議決定され 準のうち、「水生生物の保全に係る環境基準」の ました。 項目について、２項目が順次追加されています。 現在、石綿の飛散防止を図るため、建築物の 一つがノニルフェノールで平成 24 年 8 月 22 日 解体等工事に対する規制を講じていますが、石 施行、もう一つがＬＡＳ(直鎖アルキルベンゼンス 綿が飛散する事例や石綿使用の有無の事前調査 ルホン酸及びその塩)で、こちらは平成 25 年 3 月 が不十分である事例が確認されています。 27 日に施行されています。これで、「水生生物の また、昭和 31 年～平成 18 年までに施行され 保全に係る環境基準」は、これまで基準値の決め た、石綿使用の可能性がある建築物の解体等工 られていた全亜鉛に追加して、3 項目に基準値が 事は、平成 40 年頃をピークに全国的に増加する 定められる形になりました。 可能性があり、これらを踏まえ、石綿飛散防止 ノニルフェノールは、工業的に合成製造される 対策の強化を図ることが、本改正の趣旨となっ 物質で、主に非イオン系界面活性剤の合成原料と ています。