第5章 章末问题.PDFVIP

第５章 章末問題 １． (a) 1H 原子核は，1 つの陽子のみで構成されている． 2H (deuterium) 原子核は1 つの陽子と1 つの中性子からなる．重水素とも呼ばれる． 3H (tritium) 原子核は1 つの陽子と2 つの中性子からなる． 1 2 3 14 自然界には，H が99.985%，H が0.015%含まれている．H は， N に宇宙線が照射され て生じる放射性元素であり，β壊変により3He になる． (b) +1 ・・・H+ (proton) HCl やH SO など酸性度のある水素 1s0 2 4 0 ・・・H2 (hydrogen) －1 ・・・H- (hydride) NaH やCaH2 など，H より電気陰性度の小さい元素との化合物に おいてみられる．1s2 2. (a) 各元素共通して，最外殻に１つのｓ電子を有する (b) 各元素共通して，同じ周期の元素のなかで最も第一イオン化エネルギーが小さく，容易 に1 電子を放出して，安定な希ガス構造をもつ 1 価の陽イオンになりやすい．しかしなが ら，第二イオン化エネルギーは非常に大きい． また，リチウムからルビジウムへと原子の大きさが増すと，第一・第二イオン化エネルギ ーともに減少する． (c) 比較的融点が低く，原子番号の増加に従い，その温度は低くなる．比較的軟らか 3 3 3 く軽い．Li (0.53 g/cm ), Na (0.97 g/cm ), K (0.86 g/cm )は比重が1 以下で水に浮く． (d) Li は比較的穏やかだが，Na, K は激しく反応し，水素を放出する．Rb にいたっては爆 発的に反応が起こる． (e) アルカリ金属の水酸化物は水に溶けやすく，水溶液は強いアルカリ性を示す．RbOH は さらに，水への溶解性が大きい． 3. p.141-143 表5.24，表5.25，表5.26 参照 (a) Na+ おもに細胞外電解質の成分元素，浸透圧維持，神経興奮，筋収縮 （欠乏症）アジソン病（副腎皮質機能低下症），倦怠感，食欲不振，嘔吐，筋肉痛，意識 障害 （過剰症）高血圧 (b) Ca 骨の主要構成成分，細胞情報伝達物質，筋収縮，血小板凝集 （欠乏症）骨粗鬆症，骨奇形，虫歯，破傷風，不眠，イライラ （過剰症）胆石，白内障，アテローム性動脈硬化症，高カルシウム血症（多飲多尿，嘔 吐，元気消失，便秘，衰弱など） (c) Mn SOD （スーパーオキシドジスムターゼ）の構成成分，鉄代謝，造血 （欠乏症）骨の異常，生殖腺機能障害，成長障害，妊娠障害 （過剰症）運動失調，パーキンソン病，マンガン病，神経障害 (d) Fe 酸素運搬，酸素貯蔵，酸化還元酵素，薬物代謝 （欠乏症）貧血，食欲不振，脱毛症，ヘオクロマトーシス （過剰症）肝毒性，出血，嘔吐 (e) Co VB12 （シアンコバラミン）の中心金属，造血 （欠乏症）悪性貧血，食欲不振 （過剰症）心臓病，甲状腺異常 (f) Cu 酸化還元酵素の活性中心 （欠乏症）けいれん，筋肉の緊張力の低下，知能や身体の発育の遅れ （過剰症）ウィルソン病（銅の蓄積による肝，脳の機能・形態学的変化） (g) Zn 加水分解酵素，酸化還元酵素の活性中心，細胞内情報伝達因子 （欠乏症）矯小発育症，性機能障害，味覚減退 （過剰症）頭痛，吐き気，貧血 (h) I （欠乏症）甲状腺腫，クレチン病 （過剰症）甲状腺機能障害 4. B H , B H , B H , B H などがあるが，特にはジボランとよばれる． 2 6 4 10 4 9 6 10 構造・その他性状は省略 5. 炭素の同素体 p.116 図5.2 ダイヤモンド：共有結合性結晶で電気伝導性はない，グラファイト：層状構造を持つ共有 結合性結晶で電気伝導性がある 酸素の同素体 p.185 図7.12 略 6. (a) NO nitrogen monoxide, nitric oxide 1) 血管拡張作用などの生理活性を有する気体 2) L -