第2章 公共建筑物の现状と课题 - 调布市.pdfVIP

第２章 公共建築物の現状と課題 第２章 公共建築物の現状と課題 調布市では，他の多くの自治体と同様に，様々な分野における住民ニーズに応えるた め，300 か所以上，総延べ床面積にして３28,010 ㎡にものぼる公共建築物を整備して きました。ここでは，現在保有する公共建築物の現状について，様々な角度から整理し ます。 １ 公共建築物数及び延べ床面積 保全の対象とする公共建築物は，公有財産である建築物を基本とし，その設置目的や 施設規模，ビル内設置や複数棟設置などの物理的な実態等を踏まえ，以下のとおり，建 築物数と延べ床面積を整理します。 （１）維持保全の対象となる公共建築物数 本計画の対象となる建築物を下表のとおり整理しました。 なお，下表の施設数等については，平成 20 年度末までに整備した数を表記します。 考え方 建築物数 延べ床面積 ●公有財産である建築物について把握する ●複数の機能が同一建築物内に所在する場合は複合的な１つの建築物として把握する ●学校の校舎や体育館，市営住宅など複数棟で構成する施設を，棟ごとに対象とし， 学校のプール・校庭など建築物と一体となって機能している構造物等も対象に加え る 302 328,010 ㎡ ●民間等の建築物の一部又は全部を借用し設置している施設，文化遺産としての価値 か所 のある建築物，廃棄物処理等のプラント施設，概ね 50 ㎡以下の小規模な建築物， 自転車等駐車場などの簡易な構造の建築物，廃止や改築等の予定年度が決定してい る建築物，都営住宅・再開発ビル等の内に市有財産として設置している施設で内装 以外は独自に維持保全ができないものを除く 【建築物数等把握のイメージ】 建築物 Ｅ小学校 Ａ庁舎 Ｃ保育園 Ｚ棟 Ｗ校庭 賃貸 X 体育館 Ｙ棟 Ｄ図書館 Ｖプール 企業・住宅 Ｆプラザ 計画対象 Ｂセンター 構造物等 外は 50 ㎡以下 廃止予定 簡易な構造 このイメージにおける建築物数の考え方 対象外 Ａ＋Ｂ＋Ｘ＋Ｙ＋Ｚ＋Ｖ＋Ｗ＝ ７建築物 Ｇ倉庫 Ｈ積替施設 Ｉ自転車駐車場 ※Ｆ・Ｇ・Ｈ・Ｉは対象外 9 （２）設置目的別公共建築物数及び延べ床面積 維持保全の対象とした建築物を，設置目的によって分類・整理した結果は，以下のと おりです。 単位：建築物数（か所），延べ床面積（㎡） 分類