第13回临床検讨会-日本临床泌尿器科医会.PDFVIP

日本臨床泌尿器科医会 第 13 回臨床検討会 〈メインテーマ ： 男、 一生面倒見ます泌尿器科〉 プログラム ・ 抄録集 7 月 9 日 （土） 16 ： 15 〜 18 ： 15 日本 Mens Health 医学会 ・ 日本臨床泌尿器科医会 合同シンポジウム 7 月 10 日 （日） 8 ： 30 〜 13 ： 25 日本臨床泌尿器科医会 第 13 回臨床検討会 　　　　会　　　長 ： 宮崎　良春 （薬院ひ尿器科病院　院長） 　　　　事務局長 ： 秋山喜久夫 （秋山泌尿器科　院長） 　　　　第 13 回臨床検討会会長 ： 岩澤　晶彦 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（医療法人札幌会　岩澤クリニック 院長） 　　　　会　　　期 ： 2016 年 7 月 9 日 （土） ・ 10 日 （日） 　　　　会　　　場 ： 京王プラザホテル札幌 　　　　　　　　　2 階　エミネンスホール 　　　　　　　　　　　　　　札幌市中央区北 5 条西 7 丁目 2-1 （TEL ： 011-271-0111） 日本臨床泌尿器科医会　第13回臨床検討会 ご挨拶 　会員の皆様には、益々ご健勝のことと拝察申し上げます。 さて、毎年開催されます臨床検討会は、干支 12 回を経て 13 回目の開催となりました。過去 12 回の検討会においては、多くの先生方のご支援とご協力のもと、有意義な会を重ねてこられ ました事と存じます。これまでの諸先生方のご功績を糧に、泌尿器科医が日本の医療現場にお いて、更に多くの役割を果すための一助となる会にしたいと考えております。 　今回の臨床検討会のメインテーマは「男、一生面倒見ます泌尿器科」とさせて頂きました。 臨床の第一線に立つ日本臨床泌尿器科医会の立場を、医学界へ啓蒙し、更に一般の人々に知っ て頂き、世界への宣伝を兼ねた我々の堂々たる旗を立てる機会になればと思っております。そ のため、男の健康医学を推奨する「日本 Men’s Health 医学会」と、男の生活活力のエンジンオ イルといわれる男性ホルモンを研究する「日本テストステロン研究会」と合同して開催する ことになりました。 　女性中心の医学を対象とする産婦人科学会では、すでに「女、一生面倒見ます、産婦人科」 の旗を立てて、女性性差医学の普及に力を注いでおり、市民の間にかなり知れ渡りつつありま す。そのためか、男性はどの科で面倒を見てくれるのかと、よく尋ねられます。ここで泌尿器 科医が、力強くはっきりと「男性は引き受けます」と公言すべきであると考えております。今 回は、丁度時期を得た旗揚げになると信じております。 　団塊の世代が 70 歳に近づく等、65 歳以上の人口が急増しており、わが国は世界一の長寿国 になりました。最近はこの世代の方々の疾患に対する医学だけでなく、健康医学の関心が高い と考えられます。この社会状況から、熟年期に入る前の更年期の女性のみならず中高年男性が 抱える健康医学の推進の重要性が、急激に高まりつつあります。加齢による男性の心身に至る 体調不全への医学的対応を引き受けるべき我々の医療体制を整えるためにも、会員の方々とと もにこの問題を検討する良い集まりとなればと、心から願っております。さらに、男性を元気 にするには如何にすべきかを、考える熱い検討会となるように、ここ札幌で準備致しました。 　7 月の札幌は初夏で、一年中で最も美しい季節で、素晴らしい自然も皆様をお待ちしており ます。多くの会員の皆様のご来札を心からお迎えしたいと願っておりますとともに、今後の日 常臨床のお役に立てる会にしていきたいと存じます 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日本臨床泌尿器科医会第 13 回臨床検討会　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会長　岩澤　晶彦