気化性防锖包装材-ARMORVCI.PDFVIP

気化性防錆包装材 アーマー社商品 アーマーポリ ・ アーマーラップ のご 紹介 ニッペトレーディング株式 会社 2009年第3版 不許複製 気化性防錆包装材のご紹介 種々の金属部材の管理、保管や輸送には、通常、防錆対策をされていますが、 その対策には、少なからぬ工数・コストと同時に、安全・環境に負荷を与えていること 忘れてはなりません。 そこで、工数・コス ト削減と環境負荷を大幅に低減できる 「一味違った商品」をご紹介いたしま す。 周知の防錆対策の方法にも、いくつかの問題点があります。 方法 特徴・・・長所・短所 防錆油 汚い、べたつく。塗布と除去装置が必 要。 廃棄で問題を生じやすい 。 防錆剤 べたつく。梱包内で漏れ易い。塗布装置･工数がいる。 複雑形状部材に均一に塗れないため、効果にﾊﾞﾗﾂｷ大。 塗 料 塗装を不要部品への塗装は非現実。高価。除去困難。 塗装装置の設置を要す。 除湿剤 雰囲気中の除湿効果はあるが、防錆機能は無い。 発錆を緩和するが、止めることはできない。 「防錆」に着目した主な包装とその 特長 保管や輸送の際にも「防錆」を配慮した包装がなされています。 方法 特徴・・・長所・短所 除湿剤を入れ、包装後、熱シールで密封化した後に、抜気する。 材料・装置ｺｽﾄ、作業ｺｽﾄ/ 時間がかかる。 バリア包装 輸送、保管過程でﾌｨﾙﾑにﾋﾟﾝﾎｰﾙができると、外気が侵入し錆の原因となる。 開梱後には防錆効果が無くなる。 特に輸出貨物の仕向先での通関後の防錆は要注意。 除湿剤の入れ、包装材で部材を包装し、密封する。 除湿剤添付包装 包装の破損などにより空気、湿気が入ると、著しく防錆効果は落ちる。 雰囲気中の湿気を吸収しきれない場合には錆が発生しやすい。 気化性防錆剤を含浸・塗布ないし練 り込んだ包装材で部材を包装する。 気化性防錆剤が包装内に充満し、また、部材表面に吸着し、防錆効果を発揮す 気化性防錆包装 る。 包装が少々破損して、空気が入っても、防錆効果は大きく落ちない。 バリア包装仕様もでき、開梱後もﾃｰﾋﾟﾝｸﾞで封をすれば防錆効果持続。 少ない工数/ｺｽﾄで包装でき、脱着容易。 化合物は無毒性。 そこでお勧めする方法が、気化性防錆包装です （１） 取り扱いでべたつくことも無く、また、周囲を汚すこともありません。 （２） 複雑な形状であっても隅々まで行き渡るので、高い防錆効果が得られます。 （３） 防錆剤塗布・除去・処理廃棄の設備・装置などは不要なため、省スペース、 低工数、低コストですし、環境負荷が軽減できます。 （４） 「防錆」と「包装」が１工程で簡単に実施できます （５） バリア包装も可能で、かつ、開梱後もテーピングにより防錆効果が持続しま す。 （７） 除湿剤に比して、はるかに防錆効果が高く直接的に部材表面を発錆~保護し ます。 （８） 保管、輸送、工程待ち など、広い範囲に適用