锻鳟二轰哨.PDF

一8 鉄はどのようにして作られるか 鉄はその原料である鉄鉱石から鋼材をつくるには 製銑製鋼圧延の3工程が必要である.まず鉄鉱石 から銑鉄をつくる工程を製銑作業といいこの銑鉄を つくるおもな方法は骸炭(コｰクス)木炭を熱源還元 剤として熱風(空気)を使用する熔鉱炉(高炉)によ るものと電熱を熱源とし粉コｰクスを還元剤として使 用する電気炉によるものとの2つがある.しかし大量 生産方式をしてほ高炉銑で犬魏緩鉱炉一骸康法に よってつくられるもので木巌難織議(水炭鋭)減鴛舳 クスの代りに木炭を還元剤として使用する方法で一般 1ご小型熔鉱炉によるがそれは木炭の入手が容易である 地域を必要とするので主として特殊な用途高級鋳物 等の原料銑として製造されている｡ 電気製銑法(電気銃)はわが国のように石炭に乏し く豊水期に安価な電力がえられる国においてもっとも 適した方法で肩本以外にはスカンジナビア諸国および イタリア北部馨で古くから利用されている.とくに最 近は需要も多いので電気炉も大型化しつつある.この 他の製鉄法として回転炉による方法がある.これに はクルップ･レン法(KmPP･Renn)とバッセｰ渓が あり前者は皿一タリｰ･キノレン(回転炉)で酸性貧 鉱(わか国では砂鉄を使用する)および低品位固体燃料を 原料として直接製鉄を行なう方法である. 後者はセメントクリンカｰと溶銑とを同時に回転炉 で造る方法である.ウイｰベルク式海綿鉄製造法 として電力が安く石炭カミ乏しく良質の鉄鉱石が多量 にある･スエｰデンで行なわれているもので竪形炉を用 い木炭と=電力で還元ガスを発生し高品位鉄鉱を低激 還元して純良匁海綿鍛をつくる直接製鉄の一種であ る咄わが国では行泳われていない､また駿講密化 瀧澱製銑炉(醸索炉繊)による方式がある.これは資本 独特(爽作鱒繊)の製銑方法で竪形炉を潤い頂部から 馳紳6c%の高濃度の酸素寓化送風を行なう製鉄炉で約 3時間で銑鉄をつくることがで書るといわれている甜 であるが濠ず原料である鉄鉱宥焼結鉱(秒鍛硫酸焼 鉱匁蔓)鴛一クス(遼充剤)宥次府(燦欝翻)マンガ ン鉱平炉埠等を一定盤紀配合して高炉の頂部から装 入し下方から熱風を吹き潜る由(炉榊δ00曲C) 炉内では溶け恕銑鉄と鉱津ぽわかれ一定時間(約6時 間)ごと紀下からおり出される岨ごの銑鉄は製鋼用 の原料となるほかにその襲漢鋳物銑にもなる｡(たとえ ばストｰブ) このような大型熔鉱炉方式によら拙へ特殊製鉄方式に おいてはわが間ではその原料とな葛鉄鉱刷談その大 部分が砂鉄でついて粉状鉄鉱石硫酸焼鉱が使用され ている現状である.さて高炉方式で銑鉄をつくる方法 この鶏嚢讃をみてもわかるよう虹銑鉄生産量のう ち鋳物用銑はわずかに蝸～工夏%で製鋼用銑が89～90% も占めている､蛍た製濫方式からみても高炉方式カミ 99%で特機製鍛方式(驚気炉小塑熔鉱棟木炭製鋲 回転炉酸素輝)はわずかに五陶工苗δ%にすぎ低い. さてこの銑鉄を王トンつくるためにはどの位の原料 を現在必要とするかというと別関(および第独譲)に 示されるよう校原料が消費されている苦 次に銑鉄は炭素珪素硫黄等の含有量を少匁く し圧延加工できるようたねばさと伸びをもたせる ことのできる鉄すなわち鋼(はがね)に変えなければな ら狂い.この工程を製鋼作業という. 製鋼方式には平炉製鋼法鰯気練製鋼法転炉製 鋼法(トｰマス転炉ベッセマｰ転炉)純酸素上吹転炉製 鋼法(LD法)がある. このようにして原料が嬢入されたらこの装入原料の 上面に燃焼ガス(蒲生炉ガスを妻とするが最滋/摺漁 コｰクス煉ガ渓巌ね蝸脅剛鰯禽燃料を健鰯している)を通 過させ幾人嫌料を溶艦し十分な製錬を行なう由(但 9一 し現在は製鋼作業を早めるため酸素を利用している)一般 に製鋼時間は5～12時間であるが純酸素上吹転炉法だ と製鋼時間カミ20～30分といわれている.そこで平炉 から出鋼して取り鍋に入れた溶鋼は鋼塊鋳型に鋳入し て鋼塊(粗鋼)にする. ではこの鋼塊1トンをつくるにはどの位の原料を必要 とするかというと別区および第エ王表･4･遣に示さ れるごとくである. 第9表 回本の 銑鉄生産量 次に鋼塊を赤熱してロｰルの間で圧し伸ばす工程 を圧延作業という.すなわち大形鋼塊を分塊圧延機 にかけて棒や厚板･薄板〔熱間圧延(ホット･ストリッ プ･ミル)と冷間圧延(コｰルド･ストリップ･ミルヵ…ある)〕 や管などのいろいろの形の鋼材とするものでこの製品 がいわゆる圧延鋼材である. 以