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人権?平和部会 Ⅰ．研究概要 　１．研究課題 　２．研究内容 ３．研究方法 Ⅱ．実践研究の経過と成果 実践研究の経過 　（１）部会役員研修会による研究経過 ５月　７日　　　部会役員研修会 　　　　　　　　　　　　　　　　???今年度の方向性についての確認 　　　　６月　２日　　　部会情報発行 　　　　　　　　　　　　　　　　???課題部会研究協議会に向けて?実技研修会の案内 ６月２３日　　　部会役員研修会 　　　　　　　　　　　　　　　　???実技研修会の計画と具体的準備 　　　　７月２９日　　　実技研修会 　　　　　　　　　　　　　　　　???『「はだしのゲン」のつくりかた』 講師：阿部　実氏（恵庭市立松恵小学校）　研修センター 　　　　　　　　　　　　　　　　???研究協議会開催について?討議の柱の確認?分科会の進め方 　　　　９月　１日　　　管内研究協議会 　　　　　　　　　　　　　　　　???提言、レポート発表を主とした交流 　　　　　　　　　　　　部会役員研修会 　　　　　　　　　　　　　　　　???研究協議会の反省 　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　???今年度の研究のまとめと次年度に向けて 　　　 　　　　?理論?実技研修会の持ち方、内容の検討 　　　　?研究協議会に向けての方向性の意思統一、討議の柱の確認、分科会の進め方 　　　　 ２．課題部会研究協議会での交流 研究協議会では、全体会での提言レポート等を通して交流し、分科会で個人レポートの交流を行う。実践交流のほか、情報交流、学習など幅広い内容で交流を行う。 　（１）全体会提言レポートの概要 　　　◎提言者　：　新篠津小学校　葛西　良一　教諭 　　 ◎レポートの概要 　　　　「新篠津小の平和?人権教育のとりくみ」 　　　 ①新篠津小の平和教育の特徴 校務分掌の中に「平和?人権教育の推進」が位置付けられ、目標?学習目標?指導内容が設定されている。また、指導内容についても教育課程に平和教育として位置付いている。 　　　　 　　　　②２０１２年度　子どもたちに行った実践 　　　　　Web上の動画を教材として使い、YouTubeの『フジテレビ2007「はだしのゲン」原爆投下』を使用して平和教育を行う。ネット上の動画を資料として活用すると負担も少なく実践することができる。 　　　　③２０１３年度　とりくんだ実践 　　　　　『早咲きの花』という愛知県豊橋市を舞台に昭和時代の太平洋戦争を描いた映画をもとに作成された台本と、宗田理の原作「早咲きの花　子どもたちの戦友」に書かれたものを加えて台本を作成。台本を渡す段階から学芸会まで一貫して劇指導とともに平和教育にとりくむことができる。 ④成果と課題 【成果】 　?校務分掌、教育課程に位置づけて、全校で取り組んでいる。 　?Web上のものなど、比較的容易に資料を用意して実践できている。 　?学芸会の劇で取り上げると、比較的長い時間をかけて人権?平和教育を実施できる。 　?各地域、各校にあった、できる「人権?平和教育」をみんなですすめることが大切。 　 Ⅲ．講演会（実技?理論研修会） １．講演会（実技?理論研修会）の内容 （１）目　的 今日的な課題に関わる研修会を実施することにより、様々な教育課題に適切に対応できる能力の向上を図る。本研修は、劇についての指導法 （２）研修会テーマ 　　　　『「はだしのゲン」のつくりかた （３）開催期日　　平成２７年　７月２９日（水） （４）講　師　　　恵庭市立松恵小学校 　　　　　　　 （５）会　場　　　石狩教育研修センター 　　　　　　　　　　 （６）概　要 　　①学芸会で平和教材を 平和に関する今日の情勢を踏まえた上で、我々は憲法の精神に則った「平和で民主的な国家及び社会の形成者の育成」のために、戦争や平和、憲法を教える教材を学芸会で取り上げることが大切である。 　　②劇「はだしのゲン」のつくりかた 　　　?学芸会の練習期間で、子どもたちと一緒に平和について考える時間を作る。 　　　?劇を演じることにより、戦争の疑似体験を。 　　　?演劇の成功は、脚本７割、配役?役者２割、演出１割。 　　　?「声を出す」、「笑う」「泣く」の演技指導。セリフは強－弱、高－低、速－遅。 　　　?キャスティングの大切さ。決まった役に自分で名前を付け、履歴書を書く。 　　　?１週間単位での練習構成。実際に作成し使用した小道具の紹介。 　　　③劇「はだしのゲン」鑑賞 　　　　　阿部先生が以前に指導した「はだしのゲン」のＶＴＲを鑑賞。 　２．実技研修会の成果 ２年連続、阿部先生に講師を依頼しての実技研修会となったが、「また来年も阿部先生の実技研を行ってほしい。」という要望が出るほど、有意義な研修会になった。戦争?