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体育科 学習指導案 ○○市立○○小学校 指導者 □□ □□ １ 日 時 平成○○年○○月○○日（○）第○時限 ○○時○○分～○○時○○分 ２ 学年・組 第４学年○組 ３ 場 所 ○○市立○○小学校 運動場（雨天時は体育館） ４ ○○市教育研究会小学校体育班の研究テーマ 「伸びた！」を実感できる陸上運動 ～高め合いの中で はぐくむ自信～ ５ 本校の研究テーマ 学び合い、支え合い、思いやる心を育む児童を育てる道徳教育 ６ 単元名 目指せTOKYO2020 「いつ跳ぶの？」（走・跳の運動） ７ 単元について ① 児童について 本学級の児童は、活発で何事も楽しんで取り組もうとする姿勢が見られる。個々の関係はとて もよいが、集団行動の面でまだ協力することができない児童がいる。また、与えられた課題や、 一度教えたことは理解して、自分たちで考えて動くことができるが、新しいことを自分たちで作 り出していくことが難しい。 体育の授業では、得意な児童はもちろん、苦手な児童も積極的に取り組んでいる。 体育の授業に関するアンケートでは、「好きで得意」が 12 人、「好きだが得意ではない」が 13 人、「きらいだが得意」が１人、「きらいで得意ではない」が１人であった。好きな運動はドッジ ボール、サッカー、跳び箱、おにごっこ、リレー、大なわ、なわとび、水泳、ダンスが半数を超 えた。高跳びは、11 人が好きと答えた。 一学期の活動や運動会などの行事を通して互いに気遣ったり、助け合ったり、一生懸命応援を したりする姿がみられた。それが、みんなの課題達成や記録ののびにつながることを経験し、仲 間の励ましや声掛けの大切さを実感してきている。しかし、「がんばれ！」という言葉しか言えな い児童が多く、具体的に運動のポイントを理解して、教え合うことが課題である。自分の体の動 きを理解していないので、頭の中でできていると思っている動きができていないことが多く、問 題にぶつかった時、悩む児童が多い。 走り高跳びについては、陸上競技大会の練習で経験している子がクラスに３分の１ほどいる。 1 ② 教材について 高跳びは、どれだけ高く跳べるか、自分の記録に挑戦することが楽しい運動である。それまで 跳べなかった高さを跳べたときに喜びを感じることができる。また、体を引き上げて宙に浮き、 バーを跳び越せた爽快感を味わうことができる運動である。注目され、集中した雰囲気の中で跳 躍が成功したときの喜びは大きい。他者や他グループとの競争をすることにも楽しさがあり、達 成型であると同時に競争型の要素も併せもつ運動であるといえる。 また、高跳びは、リズミカルな助走から踏み切って、より高く跳ぶことを目指す運動である。 リズミカルな助走・上体を引き上げるような力強い踏み切り・振り上げ足と抜き足を素早く大き く操作する空中動作・足から下りる安全な着地などが重要な技能となる。特に、助走は一連の動 きを流れの中で行うことで、最も重要な技能となる。 さらに、高跳びは、一連の様々な体の動きをコントロールすることで、瞬発力や調整力が高ま る運動である。また、友だちと励まし合ったり、競ったり、アドバイスし合ったりすることを通 して、協力することの大切さに気付いたり、信頼し合う心情を育んだりすることも期待できる。 ③ 指導について 初めての高跳びに挑戦するので、イメージに捉われず、より高く跳ぶことの面白さを知ってほ しい。そのために、高い踏み台などの場を用意することで、体が浮く感覚を体験させたい。そこ から色々な跳び方に挑戦していくことで高く跳ぶための方法を考えさせていく。はさみ跳びを指