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爽風号 平成27 年６月23 日 学校の周りの水田も田植えがおわり、水面の上を爽やかな風が吹き渡っています。 学校では、音楽会の練習まっただ中です。♪専科だよりNo．1♪もよくお読みいただき、6 月 26 日 （金）の音楽会を、どうぞお楽しみにお出かけください。 少し前のことですが・・・ 5月30日 （土）土曜授業参観日には、大勢の保護者の皆 様にご来校いただきました。校長講話 ・学校保健委員会 へも大勢の方々にご参加いただき、ありがとうございま した。 土曜授業参観日 校長講話 長沼小学校は、１４１年目を迎える伝統のある豊かな自然に囲まれた学校です。 朝、学校の入り口で子どもたちを迎えていますと、小さい子と手をつないで一緒に来る中・高学年の子ども たちや、一時間近く歩いてくる小さな一年生を囲むように、声をかけながら登校してくる上級生の子どもたち の姿が見られます。また、先日の全校サツマイモ植えでも、縦割り班で６年生が上手に苗の植え方や水くれの 仕方を低学年に教えてくれました。そういう姿を見るにつけ、健やかにこどもたちが育っているなあと感じま す。そして、その子どもたちの後ろには、学校に信頼を寄せてくださり協力を惜しまない保護者の皆様や学校 と一緒になって子どもたちを育ててくださる地域の皆様がいらっしゃると、日々感じさせていただいています。 さて、学校では、学校教育目標を 「感動豊かに よく学び よく遊ぶ 長沼の子」、重点目標を 「はなしあ い名人」 （学力）、 「なかよし名人」 （心）。 「がんばり名人」 （体力）と定めています。小学校では、社 会に出て必要とする知識・技能のうち、基本となる力をつけることにあります。そのためには、粘り強い学習 姿勢、夢中で取り組む体力 ・集中力 ・責任感、挨拶や礼儀作法など、その学年にふさわしい力をつけて、進級 や卒業をさせたいと思います。それを、子どもたちもわかりやすい言葉で表したのが、重点目標３つです。今 年も、この学校目標に向かって、子どもたちと職員で取り組んでいきたいと思います。 さて、子どもたちの健やかな成長のために、学校と家庭が、まさに車の両輪となって、子どもたちの教育に 当たることが大事です。長沼の地では、それがすでにできているすばらしい学校です。そこで、今日は、皆さ んにすでにやっていただいていることなのですが、校長の願いとして、ご家庭でもお願いしたいことをいくつ か話させていただきます。 １つめは、 「将来の夢や目標を語り合う機会を」ということです。 先日、文科省の教科調査官の長田徹先生の講演を聴く機会がありまして、その中で、こんな話を聞きました。 小学校高学年から中学生で、成績を伸ばしている子どもの傾向に、次のようなことがある、とのことです。 ➀夢を叶えるために勉強する。と考えている。②世の中の役に立つ人間になるために勉強する。と考えている。 ③将来の可能性を広げるために勉強をがんばる。と考えている。そういった意識を持っている子は比較的、成 績が伸びている。というのです。ですから、①低学年では、大きな夢を持つこと。②高学年以上では、将来や 進路に関する具体的な知識や技能を身につけようとするということが大事だと言うことなのです。ここで、本 校の子どもたちはどうかな、と思いまして、昨年の６年生が行った 「全国・学力学習調査」を見てみました。 その調査の中で、生活に関する質問というのがありますが、その中で、良い結果を得られた質問事項 の一部を上げてみます。 ・朝食を毎日食べている。 ・毎日同じくらいの時間に起きている。 ・自分に はよい所がある。 ・将来の夢や目標を持っている。 ・人の気持ちがわかる人間になりたいと思う。 ・ 人の役に立つ人間になりたいと思う。等がよい結果の項目でした。ちゃんと、夢や目標を持っている んですね。他の学年も、この傾向があると思います。そんなところを大事にしてほしいな、と思いま す。これからも、お家で将来の夢や目標を話すような機会を作っていただければいいなあと思います。 ２つめです。すでに、皆さんにやっていただいている 「保護者と担任は同じ方向を向く」というこ とです。学級通信や学校便りを見ていただいたり、学級懇談会に大勢、ご参加いただいたりして、担