第6学年2组体育科（保健领域）指导案.PDFVIP

第６学年２組 体育科（保健領域）指導案 平成２２年 １月２５日（月） 第５校時 場所６年２組 指導者 教諭 横田久敬 養護教諭 山野税子 ＧＴ武蔵中学校栄養職員 吉住 愛 １ 単元「病気の予防」 ２ 単元について （１） 病気を予防するには、子どもの頃からの生活が大切であり、食事、運動、睡眠などの生活習慣が深く関 わっている。本単元は、病気に対する関心を高め、病原体がもとになっておこる病気や生活行動が関わっ て起こる病気の原因や予防の方法について理解させ、予防のため健康によい生活習慣や態度を身に付けさ せることをねらいとしている。 本校は、望ましい生活習慣を身につけるために、生活リズムチェックや歯磨きチェックを実施している。 この単元を通して、定期的に取り組んでいる毎日の生活習慣づくりが、これからの自分の健康づくりに大 切なことを理解させ、よりよい生活習慣の実践態度の育成や自分の健康は自分で守るという意識を高めて いくうえでも有意義な単元であると考える。 （２）単元の系統は、次の通りである。 ３年生 ４年生 ５年生 6 年生（８ｈ） けんこうな生活 育ちゆくわたし けがの防止（４ｈ） ◎病気の予防 （４ｈ） （４ｈ） 心の健康（４ｈ） （３）本単元についての児童の実態は次の通りである。 児童数３２人。明るく男女の仲はよい。生活習慣については、就寝が遅い傾向の児童や朝ごはんを時々食 べていない児童がいる。学校がある平日は規則正しい生活ができている児童が多いが、週末になると朝ごは んの欠食や早寝早起きができていない児童が増える傾向にある。 アンケートの結果から「生活習慣病を知っている」児童は３０人、知らない１人である。生活習慣病とい う言葉はほとんどの児童が知っているが、どのような病気かあるか理解している児童は尐ない。また、「健康 な生活を送りたい」と思う児童は３２人全員である。しかし、「そのために努力をしている」と答えた児童は ７人で、健康な生活が大切であることはわかっていても自分から進んで健康な生活をしている児童は尐ない。 食生活では、「栄養のバランスを意識して食べている」と答えた児童は 1人で尐なかった。運動が嫌いという 児童は尐なく、休み時間は、よく外で遊んでいる。 （４）指導にあたっては、次の点に留意したい。 ○ 子どもたちの理解を深めさせるために、模型や資料を提示しながら説明し、視覚的に考えさせることがで きるようにする。 ○ 実態調査から栄養のバランスを意識して食べている児童は尐なかったことから、特に食生活について考え を深めていきたい。そこで、冬休み食べ物日記から自分達の食生活を振り返り、食品に含まれる脂肪や食 塩の量を具体的に考えさせていきたい。 ○ ＧＴから食生活の具体的アドバイスを聞き、バランスの良い食生活の実践的な理解ができるようにする。 ○ この単元の発展として、総合的な学習の時間で自分の健康つくりについても考えさせ、実践力を身に付け させたい。 ○ 教諭、栄養教諭・学校栄養職員、養護教諭による三職種による指導形態を工夫し、養護教諭は個別支援に あたる。 ３ 単元の目標 （１）病気の起こり方や予防の仕方に関心をもち、日常生活に生かすことができる。（関心・意欲・態度） （２）病原体が主な要因となって起こる病気の予防には、病原体を体に入れないことや体の抵抗力を高めること が必要であり、生活の仕方や環境で起こることを理解できるようにする。（知識・理解） （３）生活習慣病の予防について、調べたり考えたりすることができる。（思考・判断） （４）喫煙、飲酒