応用机种-toshiba.PDF

応用機種 4 1単３中性線欠相保護付 ノーヒューズ遮断器 ・漏電遮断器———————— 4-2 2漏電警報付ノーヒューズ遮断器—————————— 4-8 3高インスタントノーヒューズ遮断器————— 4-13 4低インスタントノーヒューズ遮断器————— 4-14 5インスタントオンリー （瞬時引外しのみ） ノーヒューズ遮断器—————————————————— 4-14 6特殊環境用 ノーヒューズ遮断器 ・漏電遮断器——————— 4-15 7耐熱形ノーヒューズ遮断器————————————— 4-16 8プラグインブレーカ—————————————————— 4-20 9分電盤用コンパクトブレーカ 接続導体 ・付属品———————————————————— 4-27 4-1 ４．応用機種 1単3中性線欠相保護付ノーヒューズ遮断器・漏電遮断器 単相3線式配線では、中性線が欠相すると100V回路の負荷機器に異常電圧が印加されて、電圧耐量の小さい負担機器では絶縁破壊 が生じ、焼損に至る場合があります。このような中性線の欠相による異常電圧を検出してすみやかに回路を遮断すると同時に過負荷・短絡 に対しても保護ができるノーヒューズ遮断器・漏電遮断器です。 ■過電圧動作特性 ■単3中性線が欠相すると…… 右図のように単3中性線欠相 単3回路の中性線が欠相すると、通常、負荷機器間でつりあい 保護のため、125V以上、135V のとれていた電圧が不均等になり、たとえば下図の例では40W 以下に動作電圧が設定され 機器に167V200W機器に33Vの電圧が印加され、負荷機器の ています。これにより単3中性 寿命の低下や故障をひき起こす原因になります。 線欠相によって負荷機器に印 加された異常電圧が135V以 上になると確実に1秒以内に トリップします。 ■過電圧検出リード線の接続位置 分電盤内にて過電圧検出リード線を 接続した点より電源側で中性線の 断線があった場合、負荷機器容量アン バランスによる電圧異常を検出すると、 単3中性線欠相保護付MCCB（ELCB） が動作します。