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補 助 教 材 「取 扱 い ガ イ ド ラ イ ン 」 （平成 28 年３月改訂版 ） 静岡県教育委員会 は じめに 学校において、市町教育委員会の指導の下、子どもの 「確かな学力」の 育成のため、 日々の授業の充実とともに、補助教材が、教科書を補完 し、 教育活動をより効果的に行うために用いられています。 補助教材の選択 ・決定に当た っては、厳正かつ公正な手続きと保護者等 の理解が求められております。 特に、「校長、教員と教材会社等との関わ り方」などについては、静岡 県行財政改革推進委員会において議論が重ねられ、平成 27 年 ３月、「一 連の改革で目指すものは、公平性、公正性、透明性及び競争性をより高め、 県民の疑念や不信を解消 し、多くの県民の理解を得られる仕組みへと再構 築することである」とした意見書が出されたところです。 このため、県教育委員会では、意見書も踏まえ、営利企業等従事許可 「運 用基準」、教材会社等との接触の在 り方、退職教職員による働きかけの禁 止、教材の選定 ・評価方法、保護者への説明方法などを盛 り込んだ 「改 訂版ガイ ドライン」を作成いた しま した。 各学校においては、補助教材の選定の公平性等をより高めるとともに、 保護者への説明を充実するなど、このガイ ドラインを毎年度活用願います。 市町教育委員会においては、市町の学校管理規則等に基づく補助教材の 届出 ・承認に関する手続きを適確に履行するとともに、各学校において補 助教材が適正に取り扱われるよう指導願います。 また、県教育委員会においても、指導主事等の学校訪問その他の機会を 通 して補助教材の使用状況について、適確な把握及び適切な指導助言に努 めます。 目 次 １ 補助教材について ・・・・・・・・・・・・１ ２ 補助教材の選択から決定までの流れ ・・・・３ ３ 保護者等への説明 ・・・・・・・・・・・・８ ４ 補助教材の有効活用に向けて ・・・・・・・９ ５ 補助教材の作成、選定等に関わる教職員の 服務の取扱い ・・・・・・・10 ・営利企業等従事許可 「運用基準」 ・教材会社等との接触の在 り方 ・退職教職員の働きかけの禁止 （資料 ） ○補助教材の選択 ・決定 ・活用チェックシー ト・12 ○補助教材の評価 ・選定書 （参考様式 ） ・・・13 ○関連法規 ・通達 ・・・・・・・・・・・・・・15 １ 補助教材について (1) 補助教材とは 補助教材とは、学校をは じめとする教育施設などで、教科の主たる教材と しての教科書に対 して、補助的に用いられる教材のことです。 一般的には、教科書に掲載されていない練習問題や教科書の補足として用 いられる説明用の教材が多く、初等 ･中等教育を担当するほとんどの教員が 利用 しています。 (2) 補助教材の取扱い 補助教材の取扱いについては、学校教育法第 ３４条の第 ２項に、「教科用 図書以外の図書その他の教材で、有益適切なものは、これを使用することが できる。」と示されています。 教員は、一般的に授業で使用する資料や練習問