川上村迫.PDFVIP

川上村迫 迫北方の地すべり状況 上方から流れ落ちた土石が国道169号線の路床を崩している． この地すべりでは断層を確認していない．地すべり地付近の頁岩や玄武岩・玄 武岩質凝灰岩は秩父帯の山葵谷コンプレックスに属する．このコンプレックスは 中世期ジュラ紀新生前期にプレートの沈み込みによって形成されたとされてい る． 川上村迫 地すべり地上部の崖の南面にみられる頁岩 葉理がみられ、すべり面は葉理面を切っている 国道があった付近の地すべり堆積物の表面を流れている水 川上村迫 地すべり地上部にある崖 この崖の左側に頁岩，中央部と右側に玄武岩・玄武岩質凝灰岩がみられる． 滑ったヴヴンは主として玄武岩・玄武岩質凝灰岩である． 地すべり地の上部から下方を望む． 谷の中腹に地すべり堆積物が溜まっている． 川上村迫 この地すべりでは，左右に滑った跡があり，左側が先に，右側が後で滑っている． 右手の地すべり 地すべり堆積物の表面に生えている杉の根元が上になって倒れて いる．2次的に杉の根元から倒すくらいの深さの地すべりが生じたのであろう．