平成年度CST养成「理科実験室」讲义指导物.PDF

平成26 年度CST 養成 「理科実験室」 ［講義指導 ］ 開講時期 平成26 年6 月14 日 授業科目名 物理Ⅰ：光の性質とレンズの働き （日時） 1 ・2 時限 担当教員 面高 俊宏 （理工学研究科） ℡ 099-285-8973 e-mail ：omodaka @sci.kagoshima-u.ac.jp 連絡先(Tel ・mail) 永山 貴宏 （理工学研究科） ℡ 099-285-8082 e-mail ：nagayama@sci.kagoshima-u.ac.jp 光に見られる様々な現象は，日常生活と密接に関係がある。このような光の一般的な事象・現象や性質（干 学修目標 渉・回折・色とスペクトル・エネルギー・運動量・偏光・反射・屈折・分散等）について理解する。虹など 光にまつわる身近な事物・現象に関して理解を深め，確かめる簡便な実験法について知る。 光に関して，光の速さ，屈折，波長，反射，分散，偏光，紫外線や赤外線と人体への影響など，光の現象に 授業概要 ついての基本的な性質やしくみについて解説する。小・中学校の子どもの疑問に対して，説明や紹介ができ （講義） るよう専門性を高める。授業では，任意に質問しながら受講生の参加意識を高め，主体的な思考活動を促す。 １ 小・中・（高校）での光関連の題材と学習内容を確認し，深い知識と豊かな経験が必要なことを確認す る。 ２ 簡便実験器材を使った演示実験などを通して，光の性質や現象の面白さや不思議さを確認する。 ３ 光の性質について解説する。（波か粒子か，重さは，媒質は，音波との違いは，透明とは，色とはなど） 授業計画 ４ 可視光の位置付けについて （光のエネルギーとスペクトル，運動量，波長，振動数，偏光など基本的性 質） ５ 光の直進性，反射，屈折，分散，回折，干渉について （幾何光学と波動光学） ６ 光ファイバー，カメラ，液晶表示機など多くの応用例，虹，青空などの面白い自然現象の理解法。 将来の教師，また現職教員として，理科 評価方法 授業への参加意欲・態度，科学的思考力，発表 履修要件 教育のより高度な専門性を目指す意欲 と基 準 意慾などで評価する。 図書館やインターネットを利用して関連する文 教 科 書 教員が作成したテキスト使用 参考図書 献・資料を沢山読んでほしい。 備 考 ［実験・演習・実習指導 ］ 光に関する様々な現象ついて，実験を通して理解する。また，凸レンズがつくる像に関する規則性について 学修目標 理解する。実験に伴う危険・事故防止に関する知識を学び，実験を安全に実施する。実験報告書を作成して 科学的な思考や表現の力を高める。 日常生活に関連する光の現象について，各種の実験器材を使い，実験を通して確認させていく。また，光の 授業概要 反射と屈折，レンズの働きの実験を行い，物体と像の位置と大きさの関係，虚像や実像ができる条件を調べ， （実験・演習・ 光学的な規則性について知識・技能の再確認を図る。実験を通して問題の発見，情報の収集・処理，結論を 実習） 導く一連の探究過程を習得していく。