第2回离散集合.PDFVIP

離散数学への入門 第1章 論理と証明 離散数学への入門 命題とは • これはなに？ 真 xy (x y )2 4 y x (x y )2 4 偽 離散数学への入門 述語と論理演算 • 真偽の明確な言明（statement）を命題(proposition) p = “アリストテレスは人間である”→ 真（true）=Tと書く 2 q = “(4 －3) =4” → 偽（false）=Fと書く • 変数付の言明を述語（predicate）：引数（ひきすう）という p (x) = x は人間である ：p (ソクラテス）=T、p (ポチ)=F 2 q(x,y ) = “(x －y ) =4” ：q(4,3)=F, q(4,2)=T • 限量子(quantifier） p 1 = 任意の対象x は人間である （全称限量子） p 1 x p (x ) 2 q1 y q(4, y ) q1 = ある整数y が存在して、(4 －y ) =4 （存在限量子） 任意の整数x に対し、ある整 2 q xy (x y ) 4 2 真 順番で 2 数y が存在して、(x －y ) =4 意味が 異なる 2 ある整数y が存在して、任意 q y x (x y ) 4 2 偽 3 の整数x に対し、(x －y ) =4 真になる式は？ 離散数学への入門 否定、論理和、論理積 ~ (x p (x)) x ~ p (x) • 命題の否定（～でない、NOT） ~ (x p (x)) x ~ p (x) ~p , not p で表す ~ ~p = p 二重否定（対合律） ~p (x) = 任意のx は人間である、というわけではない＝あるx は人間ではない 1 2 ~q (4,y ) = ある整数y が存在して(4 －y ) =4 である、というわけでは