东海学生会第40回学生员卒业研究発表讲演会.doc

東海学生会第40回学生員卒業研究発表講演会 開催日　　2009年3月16日（月） 会　場　　岐阜大学　工学部 　　　［岐阜市柳戸1－1／電話058-293-2531（代表）］ 交　通 　岐阜バス：JR岐阜駅③乗り場，あるいは名鉄新岐阜駅前④⑤番乗り場から，行先：?N45岐阜大学病院?，?C70岐阜大学病院?，?C71伊自長良滝?，?C75本巣山口?，?C76織部の里もとす?，に乗車し，バス停：?岐阜大学?で下車してください． 　　　　　運行ダイヤは?岐阜バス?のホームページでご確認ください． 　　　（詳しくは岐阜大学ホームページhttp://www.gifu-u.ac.jp/の「交通アクセス」をご覧ください） 学術講演 (1)　1題目につき，講演10分，討論4分の計14分です． (2)　講演者は原則として筆頭者です． (3)　所属が省略されている場合は前者と同じです． (4)　◎は指導教員です． (5)　参加登録費は，無料です． (6)　講演前刷集は，当日会場受付で販売（1冊1,500円）します． ◇学生向けワークショップ◇ 日　時　　3月16日(月)　13:15～15:15 会　場　　岐阜大学 工学部 100番教室 司　会　　山本照美（愛知工科大学） 今回は，これからの機械技術や設計開発において重要であり，学生の関心も高い「宇宙用エンジン」と「材料の機械的性質」の２つを取り上げました．岐阜大学の高橋周平先生には，宇宙往還機用エンジンの特徴と開発課題などについて，また，愛知工科大学の谷村眞治先生には，広いひずみ速度域での材料の動的強度?変形特性および ものづくり の一方向について講演いただきます．それぞれの分野の第一線で研究活動されている先生方から，研究開発の楽しさや苦労話，そして将来への展望なども含めて，わかりやすく講演いただきます．多数の学生の参加聴講を希望します． 　つぎに，各先生からの概要説明を紹介します． (1) 「スクラムジェットエンジンの開発について」 　　／岐阜大学工学部機械システム工学科　准教授 高橋 周平 宇宙ステーションでの有人活動や人工衛星の打ち上げ，宇宙探査機の投入など宇宙での活動が活発になるに従い，輸送コストを劇的に減らすことが求められています．このため，地球周回低軌道と地上とを何度も往復することができる宇宙往還機への期待が高まっており，その推進機関の候補として研究が進められてきたのが，スクラムジェットエンジンです．スクラムジェットエンジンの特徴と克服すべき課題に関して，最新の実験結果の紹介などを含めて紹介します． (2) 「機械材料の動的強度～ものづくりの一方向～」 ／愛知工科大学工学部機械システム工学科 教授　谷村 眞治 機械や自動車などをつくるための設計，加工等を行おうとするとき，用いる材料の強さや変形しやすさなどを，前もって知っておくことが重要となります．実験?実習で材料の引張試験を経験したときのことを思い出してください．引っ張り始めてから破断するまでに要した時間は３～５分程度かかっていたことと思います．ところが工場などでの実際の成型や塑性加工等の現場では，そのようなゆっくりとした変形速度［通常は ひずみ速度（１秒間当たりのひずみ）で表す］ではありません．つまり，通常の材料試験時のひずみ速度と実際の成型?加工時のひずみ速度域とがずれている場合が多いわけです．ところが，例えば鉄系の多くの材料の強度は，ひずみ速度によって大きく変わる場合が少なくないのです． 　このために，実際の成型?加工時や自動車等の衝突解析時に対応した広いひずみ速度域での材料の動的強度?変形特性を正確に知ることが，今日，重要な課題となっています． 　ここでは，実際の加工時や衝突解析時に対応した広いひずみ速度域で，しかも広いひずみ域での材料の動的強度?変形特性について，新鋭の検力ブロック式高速材料試験機で求めたデータを基にして，２～３の代表的な機械材料の場合を例に挙げて解説します．また，そのような広範で，高精度のデータを基にすることにより，成型?加工等の数値シミュレーションや衝突解析の精度が向上し，今後の ものづくり のための技術上の一つの方向が与えられることについて言及します． ●第1室● 9:15 ～ 10:39　材料力学?材料 Ⅰ [座長　本田雄基（名城大），大谷晋也（名工大）] 101　各種アルミニウム合金の広ひずみ速度域での真破断応力，真破断ひずみについて／学　光神弘映（愛知工科大），藤田利喜，◎谷村眞治，◎林　寛幸 102　精密?超精密機械加工における弾性回復に関する研究／学　杉浦雄三（名城大），◎小林明発 103　鍛造を施したマルテンサイト基地組織球状炭化物鋳鉄の強度評価／学　小笠原雅大（岐阜大），◎植