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市 の 申 請 書 等 を 見 直 し ～市民サービスの向上をめざして～ 明石市では、行政改革実施計画（平成17年度～平成21年度）の実施プログ ラムの一つに掲げている「申請書等の見直し」について、市民の負担軽減やサー ビスの一層の向上を図るため、市民から提出を受けるすべての申請書や届出書な どを対象に、申請書等の性別欄は可能な限り削除するなど、６点からなる「見直 しの視点」(※）から、その見直しを行っています。 このたび、17年度に実施した見直しの結果がまとまりましたので報告します。 市では、市民サービスの向上をめざして、今後も引き続き、見直しを推進してい きます。 ※見直しの視点 （１）申請書等の記載事項は必要不可欠なものに限ること （２）申請書等の性別欄は必要不可欠なものに限ること （３）申請書等に係る添付書類は必要不可欠なものに限ること （４）申請書等はユニバーサル社会に配慮したものであること （５）申請書等の押印欄は必要不可欠なものに限ること （６）申請書等の年号は元号と西暦のどちらでも書けるものであること 〈 見直しの状況 〉 今回の見直しの対象とした「市民から提出を受ける申請書や届出書など」は、 全部で５７７件（平成１８年３月１日現在）あり、これらの見直し結果は次の とおりです。 (1) 記載事項について 申請書等の記載事項については、その目的を達成するために必要不可欠なも のに限ることとしています。 見直し結果〕 〔 記載事項を簡素化できる 13 記載事項を簡素化できない ①法律、政令等に様式が定められている 122 理 ②国や県への様式が定められている 12 由 ③業務の遂行上、項目の簡素化はできない 417 ④その他 13 今回の見直しにより、「記載事項を簡素化できる」としているのが１３件（別 表のとおり）あり、その内９件は簡素化を実施済みです。 「記載事項を簡素化できない」としている５６４件の理由の内訳では「③業 務の遂行上、項目の簡素化はできない」が４１７件と最も多く、これは既に市 民負担の軽減や市民サービス、事務効率等から申請書を作成しているほか、不 適切なものについては随時、その見直しを図ってきているためと考えられます。 また、「記載事項を簡素化できない」の理由の内訳「④その他」には、放送受 信料免除申請書（NHKの様式のため）、有料道路障害者割引申請書（道路公 団の様式のため）などがあります。 (2) 性別欄について ～性別欄のない申請書等の割合が70%から85%に上昇～ 心と体の性の不一致に悩む性同一性障害者への配慮等から、申請書等での性 別欄は必要不可欠なものに限ることとしています。これは以前から取り組んで おり、性別欄のない申請書等は、平成１６年４月の見直し調査時には３２７件 で全体（４６７件）の７０％でしたが、今回の見直しでは、「性別欄を削除で きる」としている２３件を加えると４８８件で、全体の８５％まで増加してい ます。 〔見直し結果〕 性別欄なし 465 性別欄あり 性別欄を削除できる 23 性別欄 ①法律、政令等に性別の記載が定められている 30