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障害程度区分認定尺度　　―知的障害者・自閉症者（児）版― 障害程度認定尺度表　　Ⅰ身体動作ー１（身体の動き） Ⅰ－１ア　座位の姿勢 ・いつも背筋を伸ばしていられる。 0 ・いつも意識するように促していれば背筋を伸ばすことはできる。 1 ・時々意識するように促せばその時だけは背筋を伸ばしていられる。 2 ・意識するように促しても背中が曲がってしまう。 3 ・支えられれば何とか座位を保持できる。 4 ・自分では座位を保持できない。 5 Ⅰ－１イ　歩行 ・常に一定のペースで長時間歩き続けられる。 0 ・歩き方は普通で、耐久力もあるが、一定のペースを保てない。 1 ・普通に歩けるが、周りの環境や状況に気をとられ、一定のペースで歩けない。 2 ・普通に歩け、歩き方にも問題はないが、耐久力に欠ける。 3 ・独力で歩くことはできるが、歩き方がぎこちなく、遅い。 4 ・独力で歩くことはできない。 5 Ⅰ－１ウ　走行 ・独りで全力で１０００ｍ以上の距離を走ることができる。 0 ・独りで１０００ｍ以上をゆっくりだが一定のペースで走ることができる。 1 ・独りで時々休みながらやっと１０００m.程度をゆっくり走ることができる。 2 ・そばについて声かけしながら一緒に走れば短距離（３００m.以内）を走ることができる。 3 ・支えられれば何とかゆっくり走ることができる。 4 ・自分では走行ができない。 5 Ⅰ－１エ　柔軟性 ・和式の生活様式が可能（和式トイレ ・正座・床拭き等） 0 ・和式の生活様式が何とか可能（和式トイレ 、正座、床拭き等） 1 ・洋式の生活様式が可能（洋式トイレ、イス、モップかけ） 2 ・洋式の生活様式が一部介助すれば、何とか可能（洋式トイレ、イス、モップかけ） 3 ・洋式の生活様式が補助具、介護用品の利用にて可能。 4 ・全介助が必要。 5 Ⅰ－１オ　筋力（腹筋・背筋・手腕･足腰） ・１０kg.以上の物を持ち運びできる。 0 ・１０kg.以上の物を持ち上げて短時間持ち続けることはできるが、運ぶことはできない。 1 ・１０kg.以上のものを持ち上げることはできるが、持ち続けることはできない。 2 ・１０kg.以上のものを持ち上げることはできない。 3 ・５kg程度の物は持つことができる.。 4 ・身の回りの軽い生活用具程度は持つことができる。 5 1 CopyRight(c) 2006 東京都知的障害者育成会 Ⅰ－１カ持久力 ・一日８時間以上(休憩を挟んで４時間ずつ）続けて肉体労働ができる。 0 ・半日４時間以上(休憩なしで）続けて肉体労働ができる。 1 ・半日４時間以上続けて軽作業の立ち仕事ができる。 2 ・半日４時間以上軽作業の座り仕事がやっとできるが、集中力できず、すぐ飽きてしまう。 3 ・２時間程度の座り仕事で、集中できず、すぐ飽きてしまう。 4 ・仕事に取り組む持久力がない。 5 Ⅰ－１キ　手足の共応動作 ・ラジオ体操がリズムとテンポに合わせて正確にできる。 0 ・ラジオ体操をリズムとテンポに合わせてやろうとするが、動きは不正確である。 1 ・ラジオ体操をしようという意識はあるが、全く違う動きをする。 2 ・各部分部分の動きを区切りながら指導すると何とかすることができる。 3 ・各部分部分の動きを区切りながら手をとって指導しないとできない。 4 ・手をとって指導してもできない。 5 障害程度認定尺度表　　Ⅰ身体動作－２（手指の動き） Ⅰ－２ア　指先の力 ・シャツの小さなボタンかけ、ホックかけが手早く普通にできる。 0 ・シャツの小さなボタンかけ、ホックかけが時間をかければできる。 1 ・シャツの大きなボタンかけ、ファスナーの開け閉めが時間をかければ独りでできる。 2 ・シャツの大きなボタンかけ、ファスナーの開け閉めに一部介助が必要。 3 ・手をとって介助すれば、シャツの大きなボタンかけ、ファスナーの開け閉めがどうにかできる。 4 ・シャツのボタンか