陆生植物等-津.PDF

8.10 陸生植物等 陸生植物等は、維管束植物を対象とした陸生植物、地衣類・蘚苔類、担子菌類や子嚢菌類 を対象としたキノコ類を調査対象項目とし、陸生植物等の相の状況、重要な種の分布及び生 育状況を把握した。 調査項目ごとの調査概要を表8.10-1に、重要な種・植生の選定基準を表8.10-2及び 8.10-3にそれぞれ示す。調査は、学識経験者の指導を受けながら実施した。学識経験者 の指導内容については資料編に示した。 表 8.10-1 陸生植物等の調査概要 項目 調査方法 調査範囲・調査地点 調査頻度・時期等 陸生植物 植物相 任意観察法 対象事業実施区域及びその周 4回/年 辺約250mの範囲 （早春、春、夏、秋） 植生 コドラート法 2回/年 52地点 （春、秋） 地衣類・蘚苔類、 任意観察法 地衣類・蘚苔類 キノコ類 対象事業実施区域及びその周 1回/年（冬） 辺約250mの範囲 キノコ類 2回/年（春、秋） 表 8.10-2 重要な種の設定根拠 選定基準 略称 指定の法律または文献 種別 文化財保護法 「文化財保護法」 特別天然記念物 （昭和25年5月30日、法律第214号） 天然記念物 県文化財保護 「三重県文化財保護条例」 県天然記念物 条例 （昭和32年12月28日、三重県条例第72 号） 種の保存法 「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に 国内希少野生動植物種 国際希少野生動植物種 関する法律」（平成4年6月5日、 法律第75号） 緊急指定種 県指定希少種 「三重県指定希少野生動