旭川中税务署税务広报広聴官.PDF

わが国の税制、 税金の役割 旭川中税務署 税務広報広聴官 本日のメニュー １ わが国の税制 ２ 税の役割(使われ方) ３ 租税教育 １ 税の種類と特徴 税金の種類は 約５０種類 国税 ２３種類 道税 １４種類 市町村税 １３種類 １種類の税金では、税金を負担する人が限られてしまい、負担す る人の不公平感が増してしまいます。 約５０種類の税金は、それぞれの税の短所を補完しあい、出来る だけ公平な負担なるような仕組みになっています。 税の分類１～直接税と間接税、国税と地方税、代表的な税目～ 納め方による分類・どこに納めるかによる分類 直接税 税を納める義務のある人と、その税を負担する人が同じである税 国 税 所得税 法人税 相続税 贈与税 地 道税 道民税 事業税 自動車税 不動産取得税 方 税 市町村税 市町村民税 固定資産税 軽自動車税 間接税 税を納める義務のある人と、その税を負担する人が異なる税 国 税 消費税 酒税 揮発油税 たばこ税 地 道税 地方消費税 道府県たばこ税 ゴルフ場利用税 軽油引取税 方 税 市町村税 市町村たばこ税 入湯税 税の分類２～所得課税、消費課税、資産課税等～ 何に対して課税するかによる分類 所得に対する税 消費に対する税 資産等に対する税 所得課税 消費課税 資産課税等 所得税、法人税、 消費税、酒税、たばこ税、 相続税、贈与税 復興特別所得税など 揮発油税、自動車重量税など 登録免許税、固定資産税など 所得税や法人税などのように、 消費税などのように、物品の消費や 相続税や固定資産税税などの 利益（所得）を対象として課税 サービスの提供などを対象として課税 ように、資産等を対象として 課 消費税について 国税（間接税） 消費税とは 消費税は、資産やサービスの消費に着目 して税負担を求めるものであり、原則として、 全ての物品の販売やサービスの提供を課税 対象とし、製造から卸へ、卸から小売りへ、 小売りから消費者へと行われる全ての取引 段階で、それぞれの事業者の取引金額に対 し８％（国税6.3％、地方消費税1.7％）の税率 で課税する課税ベースの広い間接税です。 消費税の歴史 • 税率３％で導入 1989年 • 税率５％に引き上げ（地方消費税１％導入） 1997年 • 税率８％に引き上げ（地方消費税１．７％含む） 2014年 4月 • 税率１０％に引き上げ（予定） 2019年 10月 消費税のかからない取り引き・・・ ・教科書 ・医療費 ・利子 ・保険料 ・郵便切手 ・印紙 ・商品券 ・住宅の家賃 ・土地の売り渡しや地代 等 消費税の仕組み 消費者 お店 税務署