评価者评価作业(评価実务全般).pdfVIP

Ⅲ 評価者による評価作業（評価実務全般） ＜2007（平成 19）年度 評価者用＞ Ⅲ 評価者による評価作業（評価実務全般） 2007（平成19）年度の大学評価に携わる評価者を対象に説明します。 一 評価に関わる資料 １ 大学から提出される資料 本協会の大学評価を受けようとする大学は、指定期日までに所定部数の調書（点検・ 評価報告書「大学基礎データ」）ならびに添付資料に提出資料一覧を添えて協会事務局 に提出します。評価者は、大学から提出された評価資料のうち、調書を基本に評価を行 います。 ① 点検・評価報告書 申請大学の到達目標と現状認識、ならびに将来の改善のための努力の状況を評価する ための資料。協会が提示した主要点検・評価項目に関する記述がどこになされているか を示した「点検・評価報告書における主要点検・評価項目記載状況」があわせて提出さ れます。 ② 「大学基礎データ」 大学基準を充たしているかどうかを定量的側面から評価するための資料（「大学基礎 データ」の様式については［様式８］を参照）。 ③ 添付資料 調書を補足するものとして大学が提出する学生募集要項、大学案内などの刊行物。調 書の裏付けとなる資料なので、基本的に調書作成年度（評価申請の前年度）の刊行物が 提出されます（具体的な添付資料の種類については「提出資料一覧」の様式（［様式９］） を参照。）。 ２ 評価に関わるその他の資料 ① 所見記入用紙 各分科会において主査および委員が評価所見と評定を記入します。全学評価分科会用、 専門評価分科会用、大学評価分科会用があります（［様式１］、［様式２］、［様式３］）。 ② 大学評価における評定基準 所見記入用紙・分科会報告書に評定を記入する際に使用します。（［資料５］）。 ③ 平成19年度大学評価 達成度並びに水準に関する評定事項 大学基準の項目ごとに、達成度に関する評定と水準に関する評定を行う事項を整理し たもの。そのうち、水準に関する評定項目（以下、「水準評定項目」と略す）は、本協 会が定める大学基準に照らして大学として具備すべき水準（数値的データや改革状況） を評価する項目で、学問分野の特殊性などを加味して定められています([資料６])。 ④ 分科会報告書 分科会における評価をもとに原則として主査がまとめる報告書(分科会により評価項 目を分担して執筆する場合がある)。この分科会報告書は、分科会の上部の委員会であ る大学評価委員会が作成する「大学評価結果」（［様式 7］を参照）の内容を検討する 際の主要資料の一つとして、また、同委員会委員長が理事会に提出する「大学評価結果 報告書」作成の際の基礎資料として重要なものとなります。全学評価分科会用、専門評 価分科会用、大学評価分科会用があります（［様式４］、［様式５］、［様式６］）。 二 評価の具体的方法 評価の手続の流れを図に示すと次頁（主査・委員・幹事による評価作業の流れ）の通り です。以下、この図に沿って、主査・委員・幹事の具体的作業内容を説明します。 １ 関係資料到着 事務局は、５月下旬までに評価対象大学の調書（点検・評価報告書、「大学基礎デー タ」）、添付資料（主査･委員が所属する分科会が評価する項目に関連のある資料）、提出 資料一覧、「分科会所見記入用紙」（様式）を主査・委員・幹事に送付します。主査およ び委員は、評価作業にあたり、送付された添付資料以外に必要な資料がある場合には事 務局に連絡してください。 ２ 分科会前の作業 分科会前の作業を図に示すと32 頁（主査・委員・幹事の分科会前の作業）の通りで す。