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ROBOGUIDE 「CADファイルコンバータ」 IGES版(フォルダ指定版) 操作説明書 2001年3月30日 目次 １. CADファイルコンバータの機能 3 ２. CADファイルコンバータの起動 4 ３. CADファイルコンバータの終了 4 ４. CADファイルコンバータの操作 5 ４.１. 変換モードの設定 5 ４.２. 変換パラメータの設定 6 ４.３. 変換元フォルダの指定 8 ４.４. 変換先フォルダの指定 9 ４.５. 変換結果ファイル名命名側 9 ４.６. 変換実行 10 ４.７. エラーコードとエラーログ 11 ５. 備考 13 CADファイルコンバータの機能 「CADファイルコンバータ」は、市販のCAD等から出力した、IGESフォーマットのデータファイルを、ROBOGUIDが扱う事ができる中間データフォーマットのファイルに変換します。逆に、中間データフォーマットからIGESフォーマットへの変換も可能です. 中間データフォーマットは、２次元形状データを扱うF2Dフォーマット、３次元形状データを扱うF3Dフォーマットの２種類です。 CADファイルコンバータの起動 　CADファイルコンバータの実行ファイル（IgesTransFoldJ.exe）をダブルクリックします。下記のメイン画面が表示され、後述する操作によりIges データファイルを F3DやF2D に変換します。 CADファイルコンバータの終了 　下記の３通りの方法で、終了できます。 メイン画面右下の”終了ボタンをクリック。 メイン画面右上の X ボタンをクリック。 メイン画面左上のアイコンをクリックし、メニューの”閉じる”をクリック CADファイルコンバータの操作 変換モードの設定 変換モードは、メイン画面の”変換モード”に表示されています。 変換モードは、下記の４つです。 変換モード 変換処理の対象 「IGES －＞ F2D」 　IGES形式からF2D形式へ変換する。 「IGES －＞ F3D」 　IGES形式からF3D形式へ変換する。 「F2D －＞ IGES」 　F2D形式からIGES形式へ変換する。 「F3D －＞ IGES」 　F3D形式からIGES形式へ変換する。 変換モードを変更する時は、メイン画面下側の、”モード設定”ボタンをクリックしす。 下記のダイアログが表示されるので、変換したいモードを選択します。 変換パラメータの設定 IGESデータを変換する際の、変換パラメータを確認?変更するときは、メイン画面下 側の”パラメータ設定”ボタンをクリックします。下記のダイアログが表示されます。 要素変換 IGESフォーマットデータファイルに含まれる各図形情報要素の変換実施可否の設定です。通常は上記の通り「通常の変換」を選択しておきます。 　IGES フォーマットデータの各要素では、属性として「独立／従属」が設定されてい ます。通常、変換の際には「独立」要素のみを扱います。「従属」要素は、その要素が 属する上位の要素が「独立」であれば結果として変換されます。 当システムで対応する要素は、「５．備考」で述べる要素ですが、これらの要素でも 従属要素として定義され、更にその従属する上位の要素が当システムで未対応の要素で ある場合、結果として通常はこの従属要素は変換されません。従ってこれらの要素を含 めて変換したい場合は、下記の「全要素を変換」等を選択し、変換を実施してください。 　但し、この場合は、結合／特性値としての情報や、その他の図形要素間の情報（例え ば、トリムド曲面と、元となる曲面の関係）が失われます。 要素変換項目 変換内容 「通常の変換」 通常の変換時に使用。独立要素とその従属要素を変換する。 「全要素を変換」 可視要素を独立の如何に関わらず変換する。 「面要素を変換」 面を構成する要素を変換する。 　平面、有意点列(形式番号:63)、 　スプライン曲面、有利化Ｂスプライン曲面、トリムド曲面 「トリム面要素のみ変換」 トリム面を独立の如何に関わらず変換する。 分割数 円、円弧、曲線、曲面等を、F2DやF3D形式に変換する場合、直線や平面で近似しますが、その際の元データに対する、分割数を指示します。（デフォルトでは、12 です。） バージョン IGESフォーマットのバージョンを選択します。（デフォルトは、V5.0です） 通常は、”V5.0”を選択してください。変換元となるIGESファイルが、CADAMから出力した場合のみ、”CADAMを選択してください。 ACL 図形要素を変換する際の、精度を指定します。（デフォルトは、0.5 です。） 　(E) 厚さ変換 　　変換出力されたデータをROBOGUIDE が読込み