资源海洋部会报告书-东北区水産研究所.PDFVIP

平成 25 年度東北ブロック水産業関係試験研究推進会議資源海洋部会報告書 会議責任者 東北区水産研究所長 １ 開催日時及び場所 日時 平成 25 年 11 月 21 日（木）9 時～12 時 00 分 場所 仙台市情報・産業プラザ セミナールーム（宮城県仙台市） ２ 出席者所属機関及び人数 ８機関 25 名 ３ 結果の概要 議 題 結 果 の 概 要 １．報告事項 (1)平成２４年度資 平成２４年資源海洋部会から要望した 「200トンクラスの小型調 源海洋部会に対する 査船によるトロール網のサンマ漁獲率の推定」について、東北水 要望事項に係る対応 研から検討状況が報告された。主な内容は、東北水研で実施した 状況 実験概要、漁獲効率を推定するための目的の明確化、そして資源 評価事業費での実施を検討する際には長期的視点での検討が必要 であることなどであった。関係道県で引き続き検討することにな った。 (2)平成２５年度研 各道県機関及び東北水研資源海洋部から、それぞれの機関にお 究実施概要及び平成 ける水産資源、水産海洋及び漁場環境分野等の実施課題を紹介し ２６年度研究計画概 、質疑を行い、相互理解を深めた。 要 東北水研資源海洋部から、研究会等として、海況解析技術研修会、 (3)研究会などの活 水産海洋連絡会、海洋環境コロキウムの活動状況を報告した。 動状況 東北水研資源海洋部長より、水産海洋連絡会では、１４題 の研究発表が行われ、活況であったことが報告された。 ２．協議事項 提出された関連分野の研究成果情報各課題の報告があり、検討 (1) 平成２５年度水 した結果、一部修正の上、以下の３課題を当部会における研究成 産研究開発成果情報 果情報として承認した。 候補課題の検討 1) 宮城県沿岸の海洋環境と定置網漁獲物の変動 2) 3種類のADCPを用いた万石浦水路における通過流量の定量化 3) 耳石年輪径に基づくサンマの回遊ルートの推定 (2)資源海洋部会に 岩手県及び福島県から要望された「被災地域の復興支援を強化し 対する要望事項（研 た水産研究所の取組について」及び「漁獲努力量の減少が常磐沿 究ニーズ）の検討 岸の生態系に及ぼした影響について」を検討した。別紙の通り、 対応方針を決定した。 議 題 結 果 の 概 要 ３．その他 仙台管区気象台から、「気象庁海洋関係地方組織の改編と 今後の取り組みについて」紹介された。 水研本部から、「地域水産試験研究振興協議会によるアンケート と今後のスケジュールについて」報告された。 東北水研から、これまでの震災対応に関する調査研究をとりまと めた資料、及び平成25年4月1日付けの資源海洋部の組織強化につい