橡-公益财团法人浦上食品食文化振兴财团.PDF

46 浦1:財 卜1i研究 報 告 葦甚}VoL3(19921 食品中の衛生微生物の迅速 ・安全評価法に関する研究 品 川 邦 汎(岩 手大学農学部助教授) 食品の安全性 および品質 を確保するためには, して空胞化変性活性 を有す る物質を産生 し,本活 食品の原料,製 造 ・加1二および流通過程で汚染す 性物質 は嘔吐毒の物理化学的性状 に よく似ている る微生物の種類,菌 量 およびその危害性(病 原性, ことが報告 されたb。そこで本変性活性 にっいて, 食中毒原性毒素 の産生性)を 的確に評価 し,適切 セレウス菌 「嘔吐型」お よび 下「痢型」食中毒由 な衛生管理(取 り扱 い)を行 な うことが重要であ 来株 を対象にその産生性 を調査 し,食中毒診断お る。 よび食品の安全性評価 に本検査法が有効であるか 本研究は,食品中の汚染頻度が高 く,食中毒菌 どうか を検討 した。 である黄色ブ ドウ球菌(S妙1リゾoωごα5arrrerrs)お 実験に用いた材料お よび方法 は.以下の通 りで よびセ レウス菌(BacillusCP)C1!5)について,本 菌 ある。 の産生する食中毒原性毒素(嘔 吐毒お よび 下痢原 1.ブ ドウ球 菌エンテロ トキシン,セ レウス菌 性毒素)の 高感度 ・迅速検出法の開発を日的 とす エ ンテロ トキシンお よび嘔吐毒(細胞空胞 る。他方,生 物農薬 として野菜,お 茶,果 樹等 の 化変性物質)の 検出法 作物に散布 されてお り,セレウス菌性状 に絢1めて 1)モ ノクローナル抗体(MAb)を用いるブ ド 似ている13.〃11!)1)lglE)7S7ti(Bt菌)について,食 ウ球菌エ ンテロ トキシンA(SEA)の検出法 品か らの検査法 を確立す る。 また,本 菌の食中毒 SEAに反応す るモ ノクローナル抗体3種(SEA 原性(ト 痢原性毒素0)産生)試験 法について も検 のみ に反応するMAbA-111,A-211およびSEA 討 を行 う。 とSEEの両方に反応するMAbaE-32)2を用 い て,ホ リスチレンマイクロフ レー トへの吸着抗体 1.材 料お よび方法 標 識抗体 の組 高 感 度毒 素 検 出法 として,ブ ドウ球 菌 エ ンテ ロ み合わせによるsandwichELISAについて検討 トキ シン(SE)につ い て は モ ノクロー ナル抗 体 を用 した。各濃度(10,20,50μgml)のMAbをア レー トへ各々吸 着 後,一 定 量(1,2.5,5,10 い るsandwichenzvme-hnkedimmunosorbent assav(EHSA),セレ ウス 菌F痢 原 性 毒 素(エ ン ｵgml)のSEAを反応(37℃,2時間)さ せ, テ ロ トキ シ ン:BCET)に つ い て は逆 受 身 ラテ ッ つ いでPO標 識MAbを 各々反応(37℃,1時間) クス凝 集反 応法(ReversedPassiveLatexAgglu- させた後,基 質を添加 し,反応(37℃,30分)さ tination:RPLAtest}び)開発 を試 み た 。 他 方,セ せた。反応終 了後,2NHzSO,を添加 して反応 を レ ウ ス菌 嘔 吐 毒 検