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地殻変动-国土地理院
2.地殻変動
① 測地測量
地殻変動は,地殻活動の最も直接的な反映であり,その観測は地震予知研究の基本的データ
を提供する。国土地理院は,測地測量の繰り返し観測により広域的な水平歪と上下変動を明ら
かにしている。
東日本では,最近の15年間に三角点一次網の改測がそれぞれの地域で,次のように行われた。
北海道地方では,1回目が1982~84年に,東北地方北部では,
北海道ではこの期間に1973年根室半島沖地震(M=
きている。道東地方に見られる東西方向の伸長歪は1973年根室半島沖地震の断層運動による地
殻変動で,地殻変動の反転(rebound)があったことを示している。洞爺湖付近の大きな水平
歪は有珠山の噴火によって有珠山三角点が動いたことを示している。宗谷地方にも伸長歪が見
られるが,同地方では前の期間は圧縮歪が卓越していた。この地方ではこの20年間歪が反転す
るような大きな地震活動はなく,歪反転の原因は不明である。あるいは測量誤差の可能性も考
)。
えられる(図 Ⅰ-2-1
東北地方の地殻歪分布は地質学的な構造帯 「本荘-松島構造帯」を境にして北部と南部に分
けられるが,近年地震活動からもこれとほぼ同じ位置に東北地方を二分する 「男鹿-牡鹿構造
帯」が指摘されている。この期間東北地方では1983年日本海中部地震(M=7.7)が発生して
いる。東北地方では北部の西半分の地域を除いて伸長歪が卓越していたが,今回この地域も伸
長歪場になった。これは1983年日本海中部地震の断層運動による地殻変動で,地殻変動が反転
したことを表している。太平洋沿岸で観測されている圧縮歪→伸長歪は,海洋プレートの日本
列島下への沈み込みに伴う地殻変動→巨大地震発生のプロセスとされているが,東北日本の日
本海側でも同じ現象が観測されたことは,今後日本海側地方の地震予知を考える上で極めて貴
重な経験である(図 Ⅰ-2-2,3)。
水準測量は,北海道地方は1977~87年に改測され,前回1968~72年の結果と比較された(図
Ⅰ-2-4)。太平洋プレートの沈み込みによる,釧路から根室にかけての10cm程度の沈降が
見られる。苫小牧-えりも間に見られる10cmを越える隆起は1982年浦河沖地震によるもので
ある。石狩低地帯に沿う地域では,沈降が継続している。渡島半島では,隆起が見られ,1993
年北海道南西沖地震との関係が指摘されている。さらに,北海道北部には広範囲に数cmの沈
降が見られ,日本海東縁部のテクトニクスと関連して,今後の動きを注意する必要があろう。
東北地方北部では,1983~87年に改測され,前回1978~81年の結果と比較された(図Ⅰ-2
5)。北海道同様,太平洋沿岸では,太平洋プレートの沈み込みによる沈降が見られる。盛岡
を中心にした内陸部に大きな沈降が認められている。男鹿半島,能代北方の沈降は1983年日本
海中部地震の影響である。東北地方南部では,1983~87年に改測され,前回1978~
)。また,験潮場の結果に
と比較されたが,あまり大きな変動は認められない(図Ⅰ-2-6
よると,太平洋プレートの沈み込みに関連して太平洋沿岸は系統的に沈降を示すが,日本海側
は小さいながらも隆起を示している(図 Ⅰ-2-7)。
一43一
北海道・東北地方には8ヶ所の放射・菱形基線場があり,最近までの結果が示されているが,
系統的な変化を見出すまでに至っていない(図Ⅰ一2-8)。北海道大学では,えりも,弟子
屈,根室に光波測量基線場を作り,年1回の測定を行ってきた(図Ⅰ-2-9)。その結果,
えりもでは東西圧縮,根室では南北圧縮の永年変動が観測されている。えりも地殻変動観測所
で得られる連続観測の結果はこれと調和的である。弟子屈地域の1972年以降の辺長変化には,
1973年根室半島沖地震の余効的伸びの変動が1978年まで見られ,その後圧縮に転じている。こ
の地域では,1938年屈斜路地震の断層に沿う水準路線も作られており,1976年,1983年,
年の3回水準測量を行っているが,屈斜路湖畔側の隆起がほぼ同じレートで続いている(図Ⅰ
-2-10)。
② 地殻変動連続観測
測地測量の時間的不連続性を補い,連
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