人文科学研究科-富山大学.PDFVIP

富山大学人文科学研究科 人文科学研究科 Ⅰ 人文科学研究科の教育目的 と特徴 ・・・・・ ２－２ Ⅱ 分析項目毎の水準 と判断 ・・・・・・・・・ ２－４ 分析項目 Ⅰ 教育の実施体制 ・・・・・・・ ２－４ 分析項目Ⅱ 教育内容 ・・・・・・・・・・ ２－８ 分析項目Ⅲ 教育方法 ・・・・・・・・・・ ２－15 分析項目Ⅳ 学業の成果 ・・・・・・・・・ ２－18 分析項目Ⅴ 進路 ・就職の状況 ・・・・・・ ２－20 Ⅲ 質の向上度の判断 ・・・・・・・・・・・・ ２－25 －2-1－ 富山大学大学院人文科学研究科 Ⅰ 人文科学研究科の教育目的と特徴 学生数 ３１人 （平成 １９年度末 （修了者を含む）） 教育目的 富山大学では，中期目標に大学の基本的目標 として表Ａのような基本理念を掲げている。 表Ａ 富山大学中期目標における基本的目標 地域 と世界に向かって開かれた大学として，生命科学，自然科学と人文社会科学を総合 した特色ある国際水準の教育及び研究を行い，高い使命感 と創造力のある人材を育成 し， 地域と国際社会に貢献するとともに，科学，芸術文化 と人間社会の調和的発展に寄与する。 （出典:富山大学概要） 人文科学研究科では，この目標を達成するために，研究科 として表Ｂのような基本理念 を定めている。 表Ｂ 人文科学研究科の基本理念 人文科学の諸分野における高度に専門的な，またこれらの諸分野にまたがる総合的 ・ 学際的な研究教育を通して，高度の専門的知識 と広い学際的視野を備えた人材を養成 し， 新 しい時代の要請に応える。 （出典 ：『1999年度富山大学大学院人文科学研究科の現状 と課題』2000 年 7 月） この理念のもと，人文科学研究科では，以下のような特色ある教育活動を行 う。 １．人文科学の専門分野について，より高度で体系的な知識 と実践的能力を育成する教育 を行 う。 ２．現代社会への関心を深め，国際的な視野を育てる実践的 ・先端的な教育を実践する。 ３．地域社会における人文科学の発信拠点 として，共同調査 ・研究，保存活動，リカレン ト教育などの面で，地域や行政機関との連携 ・協力関係を充実する。 特徴 富山大学人文科学研究科 （２年制 ・修士課程）は，人文科学の諸分野にわたる総合的 ・ 学際的な研究能力を養い，高度で専門的な知識 と広い国際的視野を持ち，かつ実践的な能 力を備えた人材を育成するという社会の文化的要請に応えるため，文化構造研究専攻 と地 域文化研究専攻の ２専攻を置いている。その特徴は以下の通 りである。 １．文化構造研究専攻，地域文化研究専攻の ２つの研究分野を置 くが，これら２専攻は教 育 ・研究の両面における交流が重視され，カリキュラム編成上でもその点を考慮 して いる。 ２．社会人 （有職者）大学院生には，昼夜開講や特別な時間帯 ・時期の開講などによって 修学の便宜を図り，仕事 と学業の両立が容易になるよう対策を講 じるなど，修学条件 の整備に取 り組んでいる。 ３．「環日本海交流」をキーワードに地域社会と連携 し，かつ国際的視野に立った幅広い教 育 ・研究の拠点づ くりを目指している。 －2-