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９ 開隆堂 家庭726 ［平成２８教 内容解説資料］ 文部科学省検定済教科書 　 平成２８年度用「技術?家庭」 開隆堂　 新教科書の観点別評価一覧（詳細版）家 庭 分 野 * *Ａ?B?C?Dは，学習指導要領のA家族?家庭と子どもの成長など家庭分野のそれぞれの?内容?を示しています。 観　　点 評　　　　　価 学習指導要領との関連 ●内容は，学習指導要領の「教科?分野の目標及び内容」「指導計画の作成と内容の取扱い」に準拠し，必要かつ十分な内容がよく整理して取り上げられており，極めて適切である。 ●実践的?体験的な学習活動を通して，生活の自立への意欲を引き出し，自ら問題を見出し，課題を設定して解決を図る力を身につけることができるように，よく工夫されている。 ●内容Ａ（１）が家庭分野の学習全体のガイダンスとしての扱いと，Ａの導入としての扱いの２つがあることを踏まえて，ガイダンスとＡの学習の導入がスムーズにつながるように，教科書全体の組織?配列が内容Aから始まるように工夫されている。 ●内容Ａ?Ｂ?Ｃの「生活の課題と実践」は，生徒の興味?関心を引く豊富な題材が，巻末にまとめて提示されており，課題設定のヒントとして学習?指導を進めるうえできわめて適切である。 教育基本法や学校教育法などとの関連 ―教科書全体を通して― ●「学習の目標」→「導入課題」→「本文」と展開し，「ふり返り」で自己評価する形を基本として，問題解決学習への取り組みかたが視覚的?具体的に示されている。本文以外にも，参考や探求，発展，またイラスト?写真などによる多彩な事例があり，幅広い教養を身につけられるようになっている（知育　第１号）。 ●自立とはどのようなことか，まずは生徒が自分の生活を振り返って考えを表明する場面を設け，主体的な思考活動ができる場面が用意されている。また，自立をテーマに，生活を問い直し改善できるよう，考え体験する学習が充実している。さらに「生活の課題と実践」では，学習したことを生活に活かすための多様な課題例が示されている（自主，自律　第２号）。 ―各学習内容に関して― ●家族や近隣の人びと，学校の先生をはじめ，自分たちが多くの人に支えられていることが理解できる多くの事例が示されている（徳育　第１号） 　（p.12,13,28,29他）。 ●「子どもの健やかな成長のために」として，健やかな成長のためには，国の法律?制度によって整えられた環境が必要であることを理解するための資料が充実している。また，「健康と食生活」の中で直接的には食事による体づくりの必要性に関する内容が充実している（体育，食育　第１号）（p.56,57,68～81他）。 ●職業観を養い，社会に目を向けられるよう，実際に働いている人（全21名）のメッセージが各所に入っている（キャリア教育　第２号）（p.57,62,63,69,138,後見返し　他）。 ●家庭でも社会でも男女が協力して支える社会をめざす男女共同参画社会の重要性が，教科書全体にわたり，図?写真?イラストなどを中心に公平に取り上げられている（男女平等　第３号）（p.14,16,17　他）。 ●共生社会をテーマに，様々な人びととかかわりあっていくことの必要性が理解でき，それらの人びとと支え合い，分かち合う，これからの社会を考えられるよう，事例が充実している（自他との協力　第３号）（p.18,19.,5455 他）。 ●これからの社会を生きる主体として，権利には責任が伴うことが示され，また公正な社会に向けた取り組みが随所で取り上げられて，具体的に考えられる課題が工夫されている（正義と責任　第３号）（p.224,225,　230～234　他）。 ●持続可能な社会をテーマに，教科書全体にわたって環境教育につながる題材が充実しており，生活する立場から生態系を含め，環境保全に寄与する態度を身につけることが目指されている（環境教育第４号）（p.6,7,54,55,136,137,164,165,206,207,236～245 他）。 ●学習内容ＡＢＣＤで東日本大震災の事例が取り上げられ，日頃より防災への意識を高め，生命を尊ぶ態度を身につけることが目指されている（防災教育，生命の尊重，第4号）（p.28,140.,158～161,244,268～270 他）。 ●伝統的な幼児の遊びや，和食?郷土料理，伝統的な民家や，和服などが数多く取り上げられたり，日本各地の伝統文化の事例を充実していたり，我が国の独自の文化と先人の工夫に気づき，愛着をもつとともに，日本人としての誇りが育まれるようになっている（伝統文化，郷土愛　第5号）（p.36,130～135,149, 172,173,242,271,272,ⅳ 他）。 ●諸外国に目を向けさせる題材が豊富