日照阻害现况调査.pdf

日照阻害 現況調査 （1）調査内容 事業計画地周辺における日影状況を把握するため、事業計画地周辺の建物の分布状況等を整理し た。調査内容は表 5.7.1に示すとおりである。 表 5.7.1 調査内容 調査対象項目 調査範囲 調査時期 調査方法 土地利用及び建物の状況 事業計画地周辺 平成 20 年 既存資料調査 （日照阻害発生予想範囲 土地利用図他 周辺） 現地踏査（平成 20年 3月） 現況施設の日影状況 事業計画地周辺 適宜 時刻別日影図及び等時間日影 （日照阻害発生予想範囲 図の作成 周辺） 地形の状況（土地の起伏等） 事業計画地周辺 平成 20 年 既存資料調査 （日照阻害発生予想範囲 地形図 周辺） 法令による基準 － 適宜 既存資料調査 大阪市建築基準法施行条例 （2）調査結果 A）土地利用及び建物の状況 ①土地利用の状況 事業計画地周辺の土地利用の状況を図 5.7.1 に示す。 事業計画地の北側は主要地方道大阪高石線とそれを挟んで JR の鉄道軌道や駅ビルが、南側は 既成市街地が広がっている。東側は近鉄百貨店新館（既存）やホテルが立地しており、西側は主 要地方道大阪和泉泉南線とそれを挟んで阿倍野再開発事業区域が広がる。 ②既存建物の状況 事業計画地周辺の既存建物状況を表 5.7.2に示す。 JR 天王寺駅周辺には、販売商業施設、業務施設及び運輸施設が立地しており、日影を及ぼす 要因となりうる中高層の建物が多数存在している。 表 5.7.2 計画地周辺の既存建物の現況 方向 施設の状況 西側 販売商業施設（12階）、業務施設（10階） 東側 販売商業施設（10階） 北側 販売商業施設（12階）、運輸施設（8 階） 注）括弧内の階数は図 5.7.1(2)に示す範囲の施設別最大階 ③周辺の開発動向 事業計画地の西側に阿倍野再開発事業（A1-2 棟）が予定されており、24 階建ての複合ビル（13 ～24階が住居）が建設される計画がある。 B）現況施設の日影状況 現況施設の日影状況を把握するため、現況施設を対象に予測計算1）を行った。時刻別日影図は 図 5.7.2に、等時間日影図は図 5.7.3に示すとおりである。 事業計画地の北側に、第2 種住居地域が位置することから、3 時間日影で評価した。 3 時間以上日影になる区域は、主要地方道大阪高石線、主要地方道大阪和泉泉南線の範囲で収 まっている。 C）地形の状況（土地の起伏等） 事業計画地は上町台地に位置し、標高 20m 程度のほぼ平坦な地形である。 D）法令による基準 事業計画地及び天王寺駅周辺の用途地域は商業地域に指定されており（図