雇用政策研究会报告书概要案PDF528KB.PDFVIP

雇用政策研究会報告書概要（案） 資料１ 人口減少・社会構造の変化の中で、ウェル・ビーイングの向上と生産性向上の好循環、多様な活躍に向けて 人口減少：人口は、1億2,671万人（2017年）から、2040年には１億1,000万人程度まで減少する見込み。 背景 高齢化 ：65歳以上人口は、2040年頃には団塊ジュニアが65歳となりピークになる見込み（高齢化率も27.7％→35％超に上昇）。 技術革新：AI等に代表される技術革新の急速な進展により、働き方も含めた社会のあり方が変容する可能性。 ウェル・ビーイングの向上と生産性向上の好循環 多様な人々が活躍できる社会の実現 就業面からのウェル・ビーイングの向上 相 働く意欲はありつつも、様々な事情により働 技術革新等の劇的な変化に直面し、ライフスタイルが多様 互 けない人々について、こうした事情を一つ一 化する中では、就業面からのウェル・ビーイング（※）の向上 補 つ取りのぞいていくことにより、働くことを通じ を図り、労働者一人ひとりが、自ら望む生き方に沿った豊か で健康的な職業人生を安心して送れる社会を築いていくこと 完 た活動の機会を提供することは、単に収入を が重要。 的 得る手段としてではなく、社会参加の手段の 一つとして、人々の生活を豊かにするものと （※）「ウェル・ビーイング」とは、個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精 な 考えられる。 神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念。 関 また、人口減少が進む我が国においては、 【具体的な対応】 ○働き方を労働者が主体的に選択し、円滑な移動や転換、 係 就業率の向上を図り、社会としての活力を維 持する観点からも重要。 マルチキャリアパスを可能とするための環境整備の推進 ○企業による個人の希望・特性等に応じた雇用管理の推進、 ○就業面からのウェ 【具体的な対応】 多様な働き方の実現 等 ル・ビーイングの向 ○長寿化に対応し、年齢にかかわりなく希望に 両者の好循環が重要 上と生産性向上の 応じて働き続けることができるよう、高齢者の 好循環により、選択 ・就業面からのウェル・ビーイングの向上が、労働者一人ひとりの能力 可能な働き方が増え 雇用・就業環境の整備 発揮を通じ、企業の生産性向上に寄与 ることで、就労機会 ○女性の活躍推進に向け、男性の家事・育児・ ・企業の生産性向上が、就業面からのウェル・ビーイングの向上のた が拡大し、多様な めの原資をもたらす 人々の活躍に寄与。 介護等への参画促進や、育児・介護と仕事を ○多様な人々の活躍 生産性向上 は、ダイバーシティ 両立しやすい職場環境の整備 我が国の経済活力を維持・発展させていくためには、 の実現を通じて、就 ○障害者や生活困窮者等の様々な事情を抱え