科学习指导案研修用.DOCVIP

実験　酵素の反応性 １　単元名　　生命現象とタンパク質 ２　単元の目標 　　様々なタンパク質が様々な生命現象を支えていることを理解する。 ３　単元の指導観 (1)生徒の実態　省略 (2)指導の方針 近年，生徒の思考力や考察力，コミュニケーション能力がより一層求められるようになってきた。学習指導においても，生徒のそれらの能力の向上を促す指導を実施する必要がある。 授業では，課題解決に向けたグループ活動を実施し，考察及び表現をさせることで，課題解決能力やコミュニケーション能力の向上に努める。 ４　単元の評価規準　　 関心?意欲?態度 思考?判断?表現 観察?実験の技能 知識?理解 ?タンパク質の立体構造に関心をもち，意欲的に学ぼうとしている。 ?酵素の性質について関心を示している。 ?細胞接着に関与するタンパク質や細胞接着の構造について興味をもっている。 ?既習知識及び実験結果をもとに，酵素の反応性や酵素と阻害物質の関係について考察?表現している。 ?正しく実験を行い，実験結果を的確に記録，整理（グラフ化）している。 ?アミノ酸やタンパク質の立体構造を理解している。 ?酵素の反応性の特徴及び競争的阻害と非競争的阻害のしくみの違いを理解している。 ?情報の伝達や物質の輸送，免疫，細胞接着などさまざまな生命現象に関わるタンパク質について理解している。 ５　単元の指導計画及び評価計画（４時間）　 ※評価規準については，次の二つの記号によって区別した。 ◎で表したもの：単元の総括の資料とするための評価規準 〇で表したもの：主に指導改善のための評価規準で単元の総括の資料としない 時 学　習　内 容 評 価 規 準 評価方法 関 思 技 知 １ タンパク質の構造と性質 ?タンパク質の構造を確認する。 ?タンパク質の立体構造を理解する。 ○ ?タンパク質の立体構造に関心をもち，意欲的に学ぼうとしている。 ?発問 ?行動観察 ◎ ?アミノ酸やタンパク質の立体構造を理解している。 ?発問 ?確認プリント ２ 酵素とその働き ?酵素反応の特徴について　確認する。 ?グラフを参考にしながら，酵素の反応性を理解する。 ○ ?酵素の基本的な性質に関心を示している。 ?発問 ?行動観察 ◎ ?酵素の反応性の特徴及び競争的阻害と非競争的阻害のしくみの違いを理解している。 ?発問 ?確認プリント ３ 本時 実験 酵素の反応性 ?正確に実験を行う。 ?結果から酸素の反応性や 競争的阻害の特徴を考察?表現する。 ◎ ?正しく実験を行い，実験結果を的確に記録，整理（グラフ化）している。 ?行動観察 ?ワークシート ◎ ?既習知識及び実験結果をもとに，酵素の反応性や酵素と阻害物質の関係について考察?表現している。 ?発問 ?ワークシート ４ 細胞間の相互作用とタンパク質 ?動植物の細胞の性質に触 れ，細胞接着について確 認する。 ?生命現象に関わるタンパ ク質の働きを理解する。 ○ ?細胞接着に関与するタンパク質や細胞接着の構造について興味をもっている。 ?発問 ?行動観察 ◎ ?情報の伝達や物質の輸送，免疫，細胞接着などさまざまな生命現象に関わるタンパク質について理解している。 ?発問 ?確認プリント ６　本時の指導計画 (1)題　目　実験　酵素の反応性 (2)目　標　○実験を正確に行い，実験結果を的確にまとめる。 　　　　　　○酵素と競争的阻害について，実験結果をもとに考察する。 (3)準備物 酵母溶液（5%），コハク酸ナトリウム水溶液（1%,2%,4%,6%,10%） マロン酸水溶液（0.1%），精製水，メチレンブルー（0.01%），ビーカー（100mL） 駒込ピペット，試験管，ストップウォッチ，電卓 (4)本時の展開（３／４） 段階 学習内容 学　習　活　動 指導上の留意点 評価規準 導入５分 ?実験の目的を確認する。 ?本時の目的を確認する。 　　（５分） ?酵素の性質を確認しながら，本時の目的を明確に理解させる。 展開　　30分 ?準備をする。 【実験】 〔実験Ⅰ〕 酵素の反応 〔実験Ⅱ〕 酵素の反応 ～コハク酸と マロン酸～ ?マロン酸や基質濃度により反応時間に変化があることを確認する。 ?片付け及び考察をする。 ?薬品，器具の確認をする。　　　　 （５分） ?コハク酸水溶液の濃度を変化させながら実験データを記録する。 ?データをもとに各自で考察をする。 　　　 　（25分） ?作業の分担をさせる。 ?作業手順を再度確認させる。 ?器具を正確に使用しているかを注意して見回る。 ?分担して作業が行われているかを机間指導する。 ?実験データをＰＣに入力させる。 ?待ち時間を利用して片付け，及び考察するように促す。 ○正しく実験を行い，実験結果を的確に